13/06/13 23:19:32.53 mS25XUEwO
私は駆け寄ってくるミニチュアダックスの方に向かった。この時、捨て猫の事は一瞬で頭から消えた。
「ワンワンワンワン!」
尻尾を大きく振りながらミニチュアダックスは私に飛びついてきた。
飼い主がやってくるまで、私は側で転げ回りながらじゃれつく、この犬の頭やお腹をなでてやった。
「こんばんは」
お互い、何故か照れ笑いしながら挨拶を交わした。
いつものように他愛の無い世間話をしていると、ミニチュアダックスは突然じゃれ回る動きを止め、茂みの方を凝視し始めた。