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複数人を無差別殺傷した殺人犯よりも、
たった一匹の猫を虐待して殺した虐待犯の方が社会的には憎まれる。
ネット上で子猫を虐待死させて殺した松原潤は一般市民が身元を割り出し、
氏名顔写真住所も親の勤め先もすべて公開され、
嫌がらせの電話や手紙が送り付けられ盗撮もされた。
実家も更地になったという。
秋葉原で無差別殺人を犯した加藤智大に同じことが行われたという話をついぞ聞かない。
動物虐待者は「人権よりも動物の命の価値を重視するのはキチガイ」とよくのたまうが、論理が逆だ。
人権を優先にして動物の命を犠牲にしなければいけないからこそ、
不必要な犠牲を出すことが許せないと感じるのだ。
「法律で動物を殺すより人の名誉棄損の方が大きな罪に問われるのに騒ぐのはキチガイだ」と
ものたまうが、
人間よりも弱く無抵抗な生き物だから、法的に守られていないからこそ、義憤を呼ぶのだ。
松原は「猫は嫌いではない、嫌いなのは愛誤」と言っていたが、
奴は自分が嫌う愛護者を殺せばよかったのだ。