12/03/12 13:15:27.30 LWA9o7Ra0
震災があった日、俺の地域は震度6強。
一年半にも及ぶ争いで互いに離婚という結論に決まり、
朝、市役所に離婚届を俺がもらいにいって、夜互いに印鑑を押す手筈だった。俺は鞄に離婚届を入れたまま仕事していた。
妻は自宅で出ていく荷造りをしていたと思う。
だが地震直後咄嗟に妻の顔が浮かんで電話。
大丈夫か!!と電話口で叫ぶと、妻はガタガタと震えた声で
大丈夫、私は大丈夫だから、屋根が落ちてきて…でも大丈夫、外に出れて無事
貴方は大丈夫なの?怪我は?どこも…?無事?
と明らかに動揺した声で繰り返した。俺の身を案じているのがわかる電話だった。
そのあと電話はプツッと不通になり、どこの避難所にいるかもわからず 妻と遭遇できたのは次の日の夜中。
人混みの中に妻をみつけると、その顔は泣き顔になった。
思わず走っていって抱き締めた。あなたが無事でよかったよ、と妻は泣いてた。
それから離婚届は破り捨てた。
すべてが丸く収まったわけではなく争いの原因となった問題は1年かかってるが、解決に向かってる。
という夢を見た。