12/04/21 14:39:16.81 LNBzaBk7O
三国時代に入ってから、ますます餌やり行為が激化するようになった。近隣から大量に猫が集まり、カラスやドバトも増えた。アライグマの勢力も増し、公園で見かける頻度が増えていった。
餌に見合う量の動物が集まってきたのだろう。
私は公園が汚れようがカラスや野良猫が増えようがあまり関心は無かった。動物を観察するために来ているだけだからだ。
キングオブガトーと名付けた猫がいる。この猫は長毛種との雑種のようで、上半身のみ毛が長く、まるで鬣のようだった。他の猫は彼に追い散らされ、アライグマとはち会ってもうまく間合いをとってにらみ合い、相手が退散するまで退くことは無かった。
キングオブガトーの逞しく野性的な生き様に私は惹かれ、毎日公園に通っているのかもしれない。