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日本の庶民派グルメの「王様」が、パスタの本場に挑んだ。富士宮市の富士宮やきそばが9日、
ローマ市内の日本文化紹介イベントで観客に振る舞われた。「ボーノ、ボーノ」とうなずく
ローマっ子、「大阪の麺とは違う」と分析する人も。市も後押しする海外PR計画の一環で、
麺にうるさい「食の都」でも手応えを感じていた。
■「麺に歯ごたえ、ボーの」
ローマ中心部を流れるテベレ川の中州、ティベリーナ島で毎年夏に開かれる野外映画祭
「イゾラ・デル・チネマ(映画の島)」の一環だ。4年前から日本大使館などの協力で、
日本映画が数作上映されており、あわせて文化紹介もある。
「グランプリに2度輝いたジャパニーズ・パスタ」とのふれこみと、ソースの焦げる香ばしいかおりに、たちまち長い列ができた。
ローマ在住のエンジニア、ルチアーノさん(49)は「初めて食べたが、麺に歯ごたえがあってボーノ(おいしい)。
イタリアのパスタとどう違うかと思ったけど、そんなに違いは感じないな」とほお張った。
日本を旅したことのある女性は「大阪の焼きそばとは麺が少し違う」などと分析していた。
富士宮やきそば学会の渡辺英彦会長(53)らスタッフは、真実の口が焼きそばを
食べている絵柄の特製Tシャツに身を包んだ。
海外遠征は、昨年8月の米ニューヨーク、今年4月の同シアトルに次いで3回目。
「食の都」ローマはあこがれの地だったという。「麺文化の本場。B―1グランプリの
世界大会を(古代競技場)コロッセオでやりたい、などアイデアがふくらむ」という。
「日本人なら誰もが好きな味。もちもちとこしがある麺を味わってもらいたい」と話していた。イベントは10日もある。
URLリンク(mytown.asahi.com)