12/02/05 00:37:01.32 G9QtYLir0
「大岡越前」は「江戸を斬る」とともに、私の中では時代劇の双璧だった。
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加藤剛と言えば私の中では絶対的に「大岡越前」だし、片岡知恵蔵と言えば「柳原の旦那」。妙さんは加藤治子さんでなければならず、
年を重ねた夫婦のこなれた掛け合いは見逃せなかった。雪絵さんと言えば初代の宇津宮雅代さんだし、源さん(村上源次郎)は大坂志郎で
なければならなかった。徳川吉宗は山口崇のハマリ役で、その後に大河で誰が演じようが、私の中では吉宗は山口崇。榊原伊織さんは
竹脇無我さんじゃなければならないし、妹の千春さん役としての土田早苗さんはどうしても忘れられない。ナレーターの芥川さんも忘れられない。
私にそう思わせるこのドラマの味は企画の段階で計算されつくしたものと言うよりも、やってみたらこうなったみたいなもので、
二度と作り出せないものだと思う。主役を何度も交代させた節操のない某黄門とは比べ物にならない。同じ局が作ったんだけど、
こうも違うのはなぜなのか悩んでしまうぐらいだ。