12/10/06 19:05:21.22
>>429
のなかで、追加したグラフの説明の部分でポテンシャルと書いたのは
間違いでした。正しくは\psi _1,\psi _2の値とすべきでした。
間違いが多くて済みません。
431:あるケミストさん
12/10/08 08:45:54.55
>>428
どのように説明するのが一番いいのかわかりません。
件の1s軌道は反応前の水素原子由来の軌道です。
そして、反応前と反応後で電子の数は保存されているべき・・・と考えるのが納得してもらいやすいでしょうか。
427の二つ目の段落に関しては、計算化学をやっていると、
どうしてもpolarization functionを考えてしまうので、余計なことを書いてしまったようです。
水素原子に2s軌道があるとしたら、エネルギーは高くても結合性軌道ができると考えられます。
432:あるケミストさん
12/10/08 09:23:27.74
>>429
どの点があやふやなのかわかりませんが、とりあえず構成原理が大きく関連する最後の節について。
まず単原子の場合は、m_lを区別することは一般には(外部ポテンシャルがない場合)できません。
量子化学計算ができる環境にあるならば、Hartree-Fock計算でもしてみてはいかがでしょうか。
「クーロンポテンシャルが下がる」は文脈的に適切なのでしょうか。あまりわからないです。
式(29)は、一般的な書き方ではm_lについては言及しません。
また、一般的な構成原理の説明では、3dの前に4sが来ます。
ですが、私の過去の計算によりますと、Sc以降は4sより3dが先に占有されていくようです。
433: 忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8)
12/10/08 14:56:05.54
>>431
>>429の図は反応の前後を表したものではなく、反応後のみの電子配置を
表しています。分かりにくかったら済みません。
>>432
勉強を始めたばかりでまだHartree-Fock計算とはどんなものか分かりませんが、
調べて勉強をしてみます。また3dより4sの方が先に電子が埋まるということは
本で読んで知っていましたが、うっかり忘れてしまいました。しかし、
フントの規則とパウリの排他原理だけからではこの事実は導かれないよう
なのでどう書くべきか思案中です。
クーロンポテンシャルが下がると書いたのは、実は憶測です。
電子同士の反発力がプラスのポテンシャルを生むのだから、近い方向に
電子が同じ向きのスピンで入ると反発力が生まれポテンシャルが高くなる、
と考えました。が、スピンについて実はあまりよく分かっておらず、
古典的な描像である、逆向きに同じ速さで回るこまなら、接触できる、
程度の理解しかありません。
434:ぬこ
12/11/02 02:24:27.53
l
435:ぬこ
12/11/02 02:26:31.09
すみません。テストでした。NWChem使っておられる方おりますでしょうか。TCEは凄いと聞いたのですが、どのように凄いのでしょうか。
436:あるケミストさん
12/11/13 22:44:07.31
初めまして。
Gaussianで、ナトリウムイオンNa+とクラスターイオンNa+(H2O)n、(n=1~6)の
エネルギー安定性を比較する方法を教えていただけないでしょうか?
お願いします。
437:あるケミストさん
12/11/14 16:59:56.31
>>436
Na+とH2Oを計算しておいて、さらにクラスターを計算して、
E(Na+(H2O)n) - E(Na+) - n * E(H2O)とやると、
クラスターを作ることによって得られる安定化エネルギーっぽいのが出てくると思われる。
あとは適当に熱力学補正でも加えておいてください。
438:あるケミストさん
12/11/15 00:29:35.30
>>437
ありがとうございます。
熱力学補正と何なのでしょうか?
それは、構造最適化と振動解析を行えば、
Gaussianのlogファイルに出力されますか?
また、最終結果はΔHやΔGに変換できるのでしょうか?
質問ばかりで申しわけありません。
439:あるケミストさん
12/11/15 16:02:43.58
>>438
ここらへん参考にするといいのでは
URLリンク(www2.itc.nagoya-u.ac.jp)
440:あるケミストさん
12/11/15 22:39:58.56
>>439
ありがとうございます。
参考にして、取り組んでいきます。
441:あるケミストさん
12/12/08 08:31:11.35
GaussianのTD-DFTでS2蛍光を計算するときって、
Root=2で構造最適化してExcited State 2を見ればいいのでしょうか?
442:あるケミストさん
12/12/20 07:42:50.79
>>441
実際に計算をしたことはありませんが、
それでいいと思います。
443:あるケミストさん
12/12/20 19:53:11.72
おまえらすげえな
444:あるケミストさん
12/12/22 01:08:59.94
>>442
ありがとうございます。
ちなみに計算したところそれっぽい値が得られました。
445:あるケミストさん
12/12/26 01:32:36.25
>>437
それと同じ問題なのですが、結合乖離エネルギーも問題が起こります。
DE = E(MN)-E(M+)-E(N-)+α
この補正αが分かりません。
446:あるケミストさん
12/12/26 08:13:24.85
>>445
問題というのが、よくわかりません。
そもそも、量子化学計算で実験値をうまく再現できる結果を得るためには、
レベルの高い計算する、もしくは運がよくないと得ることができません・・・。
447:あるケミストさん
12/12/29 16:19:25.97
>>446
BSSE補正
448:あるケミストさん
12/12/31 12:22:34.09
オイ、お前らAhlrichsのGauss基底def2-TZVPPD(aug-cc-pVTZに相当)は、
どうやって入力するんだ?diffuse補正使いたんだが…
def2-TZVPPまではDL出来たんだが、Diffusionはどうやって入力するんだ?
Gamess/FireflyのdiffuseをOnにすればいい?
Offと変わらないような気がするんだがどうよ?
449:あるケミストさん
12/12/31 17:50:20.90
>>448
EMSLとか他のプログラムからdef2-TZVPPDをとってきて、
それをインプットファイルに直接貼り付けるのが一番簡単だと思う。
なぜかEMSL見られないけれど。
exponentやcoefficientを自分で作って入力するのは厳しいかと。
GAMESS/Fireflyは使ったことがないから推測でしかないけれど、
diffuseをOnにしてもビルトインの基底の場合にしか使えないんじゃないだろうか。
450:あるケミストさん
13/01/01 01:53:07.03
>>449
ありがとうございます。激しく感謝です。
多分External BASISは、diffuse関数動いてないと思います。
私もEMSLアクセスできませんね。