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吉本創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの弟が林正之助で、その娘が林マサ（夫は林裕章）
興業、芸能の世界はそもそもヤクザとの関係抜きに成立しないものだが、
吉本と山口組の関係は創業以来のことで、
林正之助は三代目田岡一雄と一緒にレコード会社乗っ取り事件をやり、田岡の葬儀では棺を担いでる。
ダイエー中内巧と似た関係だ。
田岡は芸能プロモーターでもあり、神戸芸能社の芸能利権は有名なところだ。
正之助の娘婿の林裕章会長が抱えた女性問題のトラブルを中田カウスが処理したことから、
以降、五代目との関係を誇示して経営に深く介入しだしたカウスは、
裕章死去後は創業家を顧みることもなく我が物顔で振舞うようになり、
林マサ側は、カウスにも近く、柳川組出身で、小西邦彦の飛鳥会理事だったこともある宗澤政宏に
仲裁を求めるようになる。ちなみにこの小西も芸能界の有名なタニマチで、カウスとも関係が深い。
マサら創業家とカウスとの対立は激化し、最終的に創業家が追い出された。
紳助が女性マネ暴行事件での謹慎中、危篤になった林裕章は最後まで紳助ことを気にかけてたというが、
紳助のケツ持ちが極心連合会ということは、カウスとの対立以降は極心が創業家についてたのだろうか。
その後、カウスが乗車中を金属バットで襲撃される事件が起きている。
五代目死去後は、裕章マサ夫妻の創業家に恩義があり、会社の稼ぎ頭となってる紳助と、
そのケツ持ちである極心が影響力を拡大させたはずで、その中で今度の紳助事件だ。