12/10/27 18:52:21.00
東電OL殺害、再捜査へ…「再審無罪」確定後に
東京電力女性社員殺害事件で、強盗殺人罪に問われて無期懲役となった
ネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(46)が再審公判
で無罪が確実になったことを受け、警視庁が、真犯人の特定に向けて再捜査
に乗り出す方針を固めたことがわかった。
死刑か無期懲役の確定後に再審無罪となった戦後発生の事件は7件に上るが、
いずれも無罪確定時には公訴(起訴)時効が成立しており、再捜査は初のケースとなる。
検察側は、再審請求審で被害女性の体内に残された精液などから第三者(X)
のDNA型が検出された後もマイナリ元被告の有罪を主張。
警視庁は、Xの関与を打ち消すための補充捜査を進めていた。
しかし、東京高検が再審開始確定後に実施した鑑定で、被害女性の爪の付着物からX
のDNA型が検出されたため、検察側は現場で争ったのはXだった可能性が高まった
と判断し、無罪を主張する意見書を今月、東京高裁に提出した。
警視庁は、こうした検察側の方針変更に沿う形で、真犯人の割り出しに向けた再捜査
に切り替えることにした。(2012年10月27日14時32分 読売新聞)
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