13/04/07 07:13:45.70 ewCLFzto0
第一次世界大戦までは先進国が後進国を植民地とし、資源を吸い上げ市場を拡大するのが当たり前だった
殖民地域が確定して後は先進国同士の小競り合いによって賠償金をせしめ、領土の割譲を得るのが主流となっていった
戦争はある意味スポーツに近かった。よって日本は先進国の流儀に従って日清・日露戦争を行う事となる
だが、第一次大戦からは戦争は先進国同士の総力戦の様相を呈し始めるのだ
この時点で戦争は気軽に行えるものではなくなった。総力戦にそれ自体の旨味などは無い
相手をゲームから叩き出し、以降の己の利益を確定させる負け抜けのゲームへと戦争は変わっていたのだ
しかし白人優位の差別感情が根強い中、唯一アジア系で先進国の末席に名を連ねる日本への危機感が先進国中に広まり
そして各国からの軍縮圧力、経済制裁、また国内からの日露戦争での勝利を後押しとした開戦要求に耐えかね、
日本は日中戦争、太平洋戦争へと踏み出してゆく事となる
未だ早期講和が可能である事を信じて