14/04/03 23:55:08.06 Y3C4kTpA0
かよちんと下校したい
教室を出て昇降口へと向かうと花陽が待っていてくれるんだ
目があった花陽は嬉しそうにこちらに駆け寄り「えへへ、それじゃあ一緒に帰りましょうか」って微笑んでいてくれるんだよね
そんな花陽がかわいらしくてつい意地悪をしたくなってうん、それじゃあまた明日ね!ってわざとスルーをしてみる
そうすると花陽は袖を掴んで「えぇ!?そんなぁ、酷いよぉ!」って言って少し涙目になるんだよね
そんな花陽と一緒に下校して人通りがないところまで来て花陽が手を繋いでくれるんだ
びっくりして花陽の方を見ると「えへへ・・・た、たまにはわたしの方からしてみたいなって」と少し頬を赤くしているんだ
いつにもなく積極的な花陽にドキドキしてしまってお互いに目をそらしてしまって沈黙が続いてしまった
全く人通りのないところまで来て花陽は足を止めるんだ
どうしたの?と声をかけると花陽はさっきよりも赤くなって「え、えっとですね・・・せっかく私がこうして積極的になれたから・・・」ともじもじしているんだよね
そして花陽は「その、ですね・・・き、キスしてほしいです!」潤んだ瞳で見つめてくるんだ
そんな花陽にさっき以上にドキドキしてしまい花陽の瞳を見つめていると花陽は目をつむるんだ
そして花陽にキスをしようとした時だった
偶然通りかかった、園田の命を受けてメデューサを討伐した帰りの英雄西木野が現れた
西木野の方を見ると西木野が袋から取り出したメデューサの首と目が合ってしまった
その途端、体が石になり花陽の顔を見ながらそこで人生の終わりを迎える
そんな自分を女神東條に星空に上げられて星座にされたい
そして星空を見上げるたびに花陽に石にされた自分を思い出してもらいたい