12/12/15 18:28:48.31 yMCYcYQw0
全国大会抽選会の後、サンダース大付属と聖グロリアーナとプラウダの各隊長が、
ゆったりとソファーに座って、お茶を飲みかわしながら雑談していた。
自校の情報機関がいかに優秀かについて激論を交わしたのだった。
数週間後、とある森。
サンダース大付属・聖グロリアーナ・プラウダの各校の情報部員たちがいた。
彼女らはウサギを森に放して、
いかにそれを捕まえるかを競うことになったのである。
最初は、サンダースがその森に入っていった。
彼女らは、動物達の中にスパイを配置し、全ての植物、全ての鉱物について慎重に聞き込み捜査を行った。そして、1ヶ月後、ウサギは存在し得ないと結論づけた。
次に、グロリアーナが森に入っていった。
彼女らは、顔色も変えずに森を焼き払い、2週間がかりで全ての動物を皆殺しにしてしまった。
そして、別の森からウサギを連れてきて、ウサギをつかまえたと結論づけたのであった。
最後に、プラウダが森に入っていった。
彼女らは、なんと1時間後に、ウサギを見つけたと言って、森から出てきた。
しかし、それはどうみても、ボロボロに拷問を受けたアライグマだった。首ネッコをつかまれたアライグマは大声で叫んでいた。
「はい。その通りです!」
「私はウサギです!私はウサギです!私はウサギです・・・」