12/06/22 23:25:11.96 20slKkPT0
時が過ぎ・・・
憂は30歳を超えても恋愛することなく、なかよし学校での仕事に身を捧げていた。(大半は唯の世話)
唯の方は、ナメクジが這うようにゆっくりではあるが徐々に改善が見られた。
・体重が20kg減った。(プールでの運動が功を奏した。それでもまだ80kg近くある。)
・10までの数字が数えられるようになった。(プールの準備運動や歌で数を覚えさせた。)
・自分の名前をひらかなで書けるようになった。(特技の自己紹介をさせながら字を書かせて覚えさせた。)
・フォークやスプーンでこぼさず食事が出来るようになった。 等
唯ちゃんはなかよし学校に入学してから10数年かかって、ようやく自分の名前をひらがなで書ける様になった。
先生方からは大いに褒められ、憂にいたっては涙を流して喜び、今まで作った事の無いようなご馳走を作って祝福した。
(時間がかかりすぎたが教育の成果が実を結び始めた。)
先生や憂から褒められたのは、自己紹介が出来るようになってから、実に10数年ぶりであった。
(自己紹介が出来るようになったのは3年生18歳の時)
唯ちゃんは少しでも褒められる(お世辞で褒められても)と調子に乗って悲惨な目に合い、最終的にはお仕置きか
暴行される運命だったが、今の唯ちゃんはそんな情けない人ではなかった。
ひらがなで褒められた事がよほど自信となったのか、勉強する楽しさを感じるようになり、いままでになく勉強をした。
いろんな勉強をした事でいろんなことができるようになり、今までにない成長を遂げた。
(ほかの人に比べると何十分の一もゆっくりだが)
また、トイレで排泄できるように特訓している。
相変わらずブブブーしておむつ交換してもらっているが、昔と比べて食事の量が減ったせいか、
ブブブーの回数と量が少なくなってきた。
2度目3度目の留年の頃は、唯ちゃんはなかよし学校で一生を終えるのではないかと陰口を言われていたが、
最近の著しい成長を見れば、卒業も夢では無くなってきた。
ただし、卒業が現実になると、卒業後どうするのかと言う問題が大きくなってくるが・・・