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さやか「あたしはね、特にお金が必要ってわけじゃないんだ。恭介のリハビリにはいくらか掛かるだろうけど、あいつの事だからあたしからは受け取らない。
でも、あんたは違う。あんたにはちゃんと理由があって目的がある。さっきみたいに誰かを陥れないって約束してくれるなら―。
この先、あたしが獲得するお金は全部あんたに託す」
杏子 「バカか? あんた、自分でなに言ってるか分かってんのか? みすみす利益を手放す奴がいるかよ」
さやか「そうだよ、あたしはバカだ。バカだからさっきはあんたを疑ったし、今は信じてる。どうせ同じお金なら、それを必要としてる奴の手に渡るほうが良いに決まってる」
杏子 「分っかんねぇ……なんでそんな風に考えられるんだ? 普通じゃねえよ。普通は自分さえ良ければいいって考えるんだよ」
さやか「きっとあたしがバカだからだよ。で、あんたもあたしに負けないくらいのバカってわけ」
杏子 「…………」
さやか「それに―なんだかんだであんた、けっこう頭キレるし。組んでおいて損はないかなって」
杏子 「ふん、あたしを信じて足掬われてもしらないぜ?」
さやか「ほんとにそういうコトする奴は前もってそんなこと言わないよ」
杏子 「勝手にしなよ。ったく……お人好しにも程があるぜ」
さやか「あんたもね」
あんさやがコンビニの駐車場で唐揚げやポテト食べながらヤンキー座りでダベってるSSでなくてすみません。
ここからは大人しくPSPの発売を待つことにします。