12/01/15 23:31:16.37 zvQbflMB0
「あーっ!ゆいぽんぽんすいたー!あいすーっ!まんまーっ!(^q^)/」
するとうんたん♪に興じていた唯が空腹を覚えたのか食事とアイスを要求して来た。
「解ったよお姉ちゃん、今ハッチを開けるから少し待ってね」
憂がそう言うと、唯のいたシェルターの天井が開きリフトが競り上がりながら地上を向かっていく、
この数ヶ月でかなり数は減ったが日本最大の人口密集地であった東京のど真ん中にあるこのシェルターにはまだ無数のアンデッドが寄って来る後数ヶ月は唯のお腹を充分満たしてくれるだろう。
「お姉ちゃん外に出たらハッチの横にアイス出すからね」
「あうっ、あいすー、キャキャキャ、ガリガリ、うまうま♪(^q^)」
ハッチの横から放り出された物に貪りつく唯、今唯がアイスだと思って食べているのは氷をシャーベット状に固めた物に人工甘味料をふりかけたもので、
最初の頃は本物のアイスを与えていたのだが味覚がほぼ働いていない事に気づいてからは本物はもったいないという理由でこんな適当なものとなったのだ。
「あうっ!あいつおいちかた!まんまーっ!(^Q^)」
ひとしきり氷を貪った唯は今度は群がって来たアンデッド達を手づかみで捕食を始めた。
唯によって日本のアンデッドの数は確実に減っていっている、このまま数十年もすればアンデッドを駆逐出来る日が来るかもしれない。
その時まで唯は幸せにアンデッドを貪りながら生きていくだろう、ただ人間達から利用されているだけだなどという事には気づかず、自らの食料を減らしながら・・・
池沼が世界を救う、平穏だった頃からは想像も出来ない事だ・・・しかし、こんな池沼こそがこの終わった世界には相応しい生き物なのかも知れない。
「キャキャキャ!まんままいうーでつよー!(^Q^)」
おしまい
以上です
TV見ながら適当に書いたので短くて申し訳無いです