12/01/03 00:42:23.55 7NHD7sxF0
「さやか。貴女最近また恋でもしたの?」
「うぇっ!? な、何なの急に…?」
「ふふっ。ここのところいつも嬉しそうにしてるじゃない?
前は振られたとか言って死人みたいな顔してた癖に。まぁ立ち直りの早さは貴女の良いところだけどね。」
「…でもたぶん…そういうのじゃ…ないと思う…。」
「さやか、そうやって逃げてるとまた振られるわよ?
うちのお馬鹿娘は身体ばかり成長してて心は相変わらずなんだから。」
「………。あのさ…お母さんは…もしあたしが"女の人を好きだ!"とか言ったら………笑う…?」
「――あはは!そんな事だったの? それは笑っちゃうわ。」
「う………やっぱ…そうだよね…。」
「そういう意味じゃないの。そんな事を気にしてるさやかが可笑しかったのよ。」
「えっ…?」
「私は別に女の子を好きになる女の子がいたって駄目だとは思わないよ?
向こうの娘(こ)がどう思ってるかは知らないけど、貴女を見てる限りは大丈夫そうじゃない。」
「い"っ…!? あたしってそんなに理解り易いかな…?」
「ふふふ…さやかってば、私が仕事から帰ったらいつもあの娘(こ)の話ばかりじゃないの。」
「そ、そんな事…! ………あるかも…。」
「さやか。料理の一つくらい出来るんだから、たまには彼女に振舞ってみてあげたら?」
「あ、あたし…そんなに…上手くないし…。」
「しょっちゅう親のご飯作ってる娘が何言ってんの。相手が知久さんなら自信無いのも理解らなくはないけど。
鹿目さんの家によくお世話になってるんだから、そのうち彼女をうちに呼んでみたら?
晩御飯でも作って少しは女らしいところ見せてあげなさい。」
なんな自分の想像ではこんな感じ。台詞だけだとお互いが何考えてるか理解り辛くてごめんなさい。