【まどか☆マギカ】ほむら×杏子スレ3.6【ほむあん】at ANICHARA2【まどか☆マギカ】ほむら×杏子スレ3.6【ほむあん】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト206:「汗と特訓のクリスマスイブ」(1/2) 11/12/24 20:56:30.58 QMan0VQj0 イヴの杏×ほむSS書いた。どの時間軸かって? 俺軸に決まってるじゃないか! 「マミはさやかとまどかの相手で手一杯だからさ」 「クリスマスイヴに人を呼び出した理由にしては薄いわね」 明日は巴さん主催のクリスマスパーティーがあるので家でゆっくりしようと思っていたのだけれど。 「いいじゃんよ。一人ぼっちは寂しいし、今夜はホテルも確保しづらくて……」 「それが理由ね」 しまったといった顔から懇願の表情に切り替わった杏子は、観念したとばかりに手を握り合わせて私を拝む。 「頼む! この季節じゃ野宿もきついんだよ」 最初から理由を言ってもらえれば話も早かったんだけれど。 「いいわ。布団は無いけれど、ソファーと毛布でよければ」 「十分。ほんと恩に着るよ」 安堵と感謝の表情がありありと見て取れる。 ふと、うらやましいと思った。 こんな振る舞いを自制してからどれくらい経つだろう。 「何か食べる? カップ麺しかないけれど」 戸棚からラーメン・うどん・そば・素麺・パスタ・米麺・春雨スープと取り出して杏子に尋ねる。 「やけに種類があるな」 「簡便に摂食できるもの。で、いるの?」 「いや、いいよ。屋根貸してもらえるだけでありがたいんだし」 にこっと笑ってみせる杏子。 「表情豊かね」 ふと、私は感想を漏らす。 「作ってんだよ。アンタと方向性は似てるさ」 表情を作っているのは気付いていたけれど、そこまで突かれるとは思わなかった。 一言の指摘に自分の思いを見透かされて、一歩下がる。 「感情を押し殺すだけが本心を隠す方法じゃないんだよ」 「感情を、偽るの?」 自分に嘘をつける自信は無い。 「偽ってはいるけど、嘘ついてるってほど偽者じゃなきゃ出来るもんだ。むしろ表情で自分の感情を決めるくらいさ」 それなら出来る気がすると思った私は、少し顔の筋肉を動かしてみた。 「なるほど、やってみたいけどきちんとは出来ないって顔だな」 羨望のまなざしのつもりだったのだけど、どうも不出来らしい。 「よし、一宿の恩だ。一晩演技指導してやるよ」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch