【まどか☆マギカ】ほむら×杏子スレ3.6【ほむあん】at ANICHARA2【まどか☆マギカ】ほむら×杏子スレ3.6【ほむあん】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト50:ローカルルール追記議論中@自治スレ 11/12/07 19:46:39.79 Mxu1f6On0 獲物のそんな気配を、杏子は敏感に察する。 自分の唾を染み込ませるように、何度も何度も唇を舌がなぞる。右手の指が耳たぶをそっと撫でた。 逆の手はほむらの髪を優しく梳いてくる。手櫛を通されただけで、ほむらの背筋は小さく震えた。 そんなダメ押しに抵抗するだけの気力は、もうどこにも残っていなかった。 今度の決まり手は押し出し。 (もういいじゃない、これぐらい) どうせ家ではしょっちゅうやってることだし。 諦めと期待の入り交じった気分で、ほむらが閉じた歯を緩めようとした時だった。 パタパタと幼い足音が聞こえてきたのは。 「キョーコどこ~?」 千歳ゆまは保護者を探して、見慣れぬ学び舎の敷地を走り回っていた。 ちょっとそこまで、と言って杏子が観客席を離れてからだいぶ経つ。 そろそろ応援合戦が始まってしまう。杏子が一番多く写真を撮っていた、暁美ほむらという人が 一番目立つ競技のはずだ。見逃したら杏子は残念がるだろう。 まさかいつぞやのように自分を置いて魔女退治に行ったのかという不安もあり、 ゆまは杏子が立ち去った方角をあちこち探していた。 そして、ようやく遠くに発見した。校舎裏で杏子とほむらがほとんど密着した態勢でいるのを。 「やっと見つけたキョーコ!」 ゆまの声に二人はビクリと肩を震わせ、弾かれたように飛びすさった。 「ゆ、ゆ、ゆまっ、お前いつからいた!? なんも見てないよな!?」 「たった今来たところだよ。……ああでも」 物事は正確に伝えようと、ゆまは正直に言った。 「遠くからキョーコがほむらとチューしてたのは見えてた」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch