12/03/18 04:52:05.23 QPQbqEk80
ごめんなさい>>321とか>>318を読んでたら妄想がわいて勝手に>>321の続きみたいなの。
一度突き放されてもさやかちゃんはちょこちょこマミさんの前に顔を出しちゃいそう。
魔法少女が魔女になると知ってて、契約もこれ以上勧められなくて突き放すしかないマミさん。
マミ「―もう来ないでって言ったでしょう?」
さや「マミさん…あたし…」
マミ「……」
さや「……あたし、すごくマミさんに迷惑かけちゃったけど、それでもマミさんと一緒にいられて、すごく楽しかったんです。
お菓子作りや料理を教えてもらったり、魔女退治の後、遅くまでずっとおしゃべりしたり、休みの日に買い物に行ったり。そういう事が出来て、すごく嬉しかったんです。
ごめんなさい……あたしは、魔法少女にはなれないけど、これからもそうやって、マミさんと一緒にいたいんです」
マミ「……」
さや「……だめ、ですか?」
マミ「……。美樹さん……魔法少女はね、やがて魔女になるの」
さや「……え?」
マミ「魔法少女はね、戦いの中で絶望すれば、魔女になってこの世界を呪い続けるの。
もちろん、私も例外じゃないわ」
さや「マミさん……」
マミ「魔女になった姿なんて、私は美樹さんに見せたくないし、何よりそうなれば、私は美樹さんを殺めてしまうかもしれないわ。
……だからもう美樹さんは、私達の傍にいては駄目なの」
さや「……」
マミ「……分かったらもう話しかけないで。美樹さんの顔を見るのは、正直辛いの……」
さや「マミさん…」
マミ「……帰って頂戴。お願い」
さや「絶望しなければ、いいんですよね?」
マミ「……美樹さん?」
さや「なら、あたしがマミさんを支えます」
マミ「え……」
さや「あの転校生みたいにあたしは強くないし、全然頼りにならないけど、最後まで傍にいることは出来ます。
だからあたしが傍にいます。マミさんが絶望しないように、どんなに苦しいときでも最後には寄り掛れるように、マミさんを支えます。
マミさんが何をなくしても、誰に裏切られても、あたしは絶対にマミさんの味方です」
マミ「……」
さや「だから、そんなつらそうな顔しないでください。そんな顔で『自分の傍にいちゃいけない』、みたいな事言わないでください」
マミ「……」
さや「そんなマミさんを見るのは、あたしだって、辛いです……」
マミ「………………。ほんとに、ずっと、傍にいてくれるの?」
さや「約束します。それにあたし一度決めたら頑固ですから」
マミ「……私が魔女に、殺されちゃうかもしれないわよ?」
さや「あー……マミさん結構うっかりさんですからねー」
マミ「なによ! 今までだって負けた事ないから大丈夫よ!」
さや「ですよね」ニコ
マミ「う……からかったわね! もう!」
さや「でも自分では負けないって思ってるんでしょ? マミさん」ニコ
マミ「それは、そうだけど……きゃ!」
マミさんを抱き寄せるさやか
さや「もうあんな事しませんから、ちゃんと待ってますから、その事を忘れないでください。
そう思って、絶対に帰ってきてください。そうすればあたし達は、ずっと一緒にいられます」
マミ「美樹さん……」
さや「ね?」
マミ「……美樹、さん……。ぅっ……うぇ……うぇえ」
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さや「―もう、そんな泣かないで。マミさんって、結構泣き虫ですよね」
マミ「グス……なによ。先輩に言う台詞じゃないわよぅ……」
さや「悪いとは言ってないですよ。それに泣き虫な先輩って萌えじゃないですか」
マミ「……何を言ってるのよ……もぅ……」グスッ