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・「世界の電気街」の東京・秋葉原に繰り出したところ、袋入りをその場で調理し、客に出す
ユニークなラーメン店に出合った。
記者(32)は、ラーメンどころ九州・熊本の生まれ。故郷の味をひとつ試してみようと、
「火の国熊本とんこつラーメン」を食べてみた。即席めんだからと侮るなかれ。有名店に
見劣りしないおいしさに舌を巻いた。
この店は「AkibaNoodleさくら秋葉原店」。6月にオープンしたばかりの新名所だ。
店内には、壁1面ならぬ3面に400種類の袋が並ぶ。圧巻だ。北海道の利尻島限定で、
めんにコンブを練り込んだ商品など全国の「ご当地ラーメン」がそろう。
どれも190~380円と財布に優しい。物珍しさも手伝って店は大繁盛。週末にもなると、
親子連れやコスプレ姿の女性の長い列ができる。
お気に入りがあれば、袋をカウンターへ。そこで古谷康治店長(32)が調理する。
何時間も煮込んだチャーシューなどをお好みで加え、スープが冷めにくい有田焼の器に
盛ると、実にリッチなラーメンに早変わり。
11月には、マイルドな豚骨味に秘伝の調味料を加えるとしょうゆ味になる「変身ラーメン」が
お目見えする。コンセプトは、人気アニメの変身キャラクター「セーラームーン」だとか。
即席ラーメンは、日本の食文化を代表する食品だ。
「日本即席食品工業協会」によると昨年度だけで53・1億食(カップめんを含む)が生産され、
日本人1人当たり41・3食が胃袋に収まった。平成17年には、44の国と地域に輸出され、
世界中で857億食も食べられている。
同年には、スペースシャトルで日清食品(大阪市)の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」が
野口聡一宇宙飛行士(42)と一緒に宇宙へ旅立った。宇宙航空研究開発機構が今年6月、
宇宙食メニューに認証した29品目にも入った。味はしょうゆ、シーフード、カレーの3種類。
保存性も高く、災害時の備蓄用の食品としても有効だ。万一の事態を想定し、東京都は
同協会と、神奈川県などは日清食品との間で、即席めんをメーカーの倉庫などに保管しておく
協定などを結んでいる。(抜粋)
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