07/03/10 18:14:23 siEN7nl40
217=221=228です。もうやめるので、最後にもう一言だけ書かせて。
初めてのとき、感動したのは、「ああ、人間って重さがあるんだ」ってこと。
男同士でべたべた体を触ることはないし、彼女がいたことがないから、
人間の体の重みを感じることって、たぶんほとんど子供の頃以来だと思う。
ああ、そうだ、人間って、重さと温度を持った肉の塊だったんだ、って。
普段、他人って、話をする相手だったり、文章や絵を通したり等々
というかたちで接していて、「ああ、この人はこういう考え方の人なんだな」
とか思ったりするんだけれど、それ以前に、人間って肉体なんだよな、と思った。
肉体とともに生まれてきて、肉体とともに消えていく。
たとえどんな偉大な精神を持った人間であっても、逃れようもなく。
そんな自分の体が、目の前にいる、自分と同じような重さと温度を持った体を
抱きしめていると、安心するような切ないような気持ちになった。
そう、本当はそれだけでも幸せな気持ちのはずだったんだよね。
…でも、すぐに時間が来て帰らなければいけなくて、腕の感触なんかもすぐに消え去ってしまう。
終わった後、満たされないような余計に寂しいような気持ちになるんだね。
それが寂しいから、「もっとちゃんと上手にできたら、もっと満たされるんじゃないか」
と思って、それが自分に対するプレッシャーになるのかもしれない。と、今日一日考えて思った。
やっぱり、風俗で一時でも満たされようとすることが、そもそも無理なのかな。