07/02/14 09:36:13 JibOvKbE0
全員が幸せになれる、ラブコメ風ハッピーエンドも欲しかったなぁ。
ふたみ 「……おい、コノ」
此芽 「ん、なにかえ?」
ふたみ 「オマエ、いったい何を作っているんだ?」
此芽 「何、といわれましても……見てわからぬのかえ?」
ふたみ 「わからないから聞いているんだ」
此芽 「…………。カレー、ですが」
ふたみ 「カレーか」
此芽 「ええ」
ふたみ 「ふむ」
此芽 「?」
ふたみ 「カレー、か……」
此芽 「どうかなさいましたか?」
ふたみ 「いや、どう見てもソレはカレーじゃない。というより、食べ物じゃないぞ」
此芽 「なっ……!」
ふたみ 「オマエがソレをカレーだというのは勝手だ。だが、ソレを食べるのはお主人ちゃんだ。それでお主人ちゃんが身体を壊すのは困る」
此芽 「たっ、確かに媛はクイほど料理は上手くない。なれど、さ、さくへの気持ちは、ま、負けてはおらぬ!」
ふたみ 「いや、それはいいんだが、まず根本的なところを理解してくれ。気持ちがどうこうではなく、作り方に問題があると」
此芽 「うぅ……」
策 「え…っと、みどの?」
みどの 「ん? なに、お兄様」
策 「お兄様って……まぁ、それはともかく、これから晩飯なのに、そんなにアイス食べると入らなくなるぞ?」
みどの 「だから食べてるんだよ。お腹いっぱいだとあんまり食べなくていいし、口が冷えてると味もわからないでしょ?」
策 「……なるほど」
のん 「わ、わたくしは食べますわ! ええ、食べられますわ! お姉様が作る料理ですもの、食べて見せますとも!」
メメ 「あたしはおねーさまの料理だけ食べる。桜守姫の料理なんて食べるわけないじゃない。この際、和解したとかどうとか関係ないわ」
策 「あ、傘姉、どこいくんだ?」
傘 「ふふ。あのね……三十六計、なんだっけな~」
―って感じの。