07/04/02 03:06:20 SgjdRI9P0
「稀に出てくるのさ、こういう世界には。厄種と呼ばれる連中でな。
暗黒街でもお荷物になる、屑の中のアウトサイダーだ。
大概は分別なく暴れて、とっととくたばってくれるもんだが。
たまに獣並みの勘や冴え過ぎるおつむのせいで変に生き延びる奴もいる。
連中はイカれたことなしには生きていけねえ。
そして、災厄を撒き散らすんだ・・・」
「ああいう手合いに共通してんのはな、いろんなもんを憎んでるってことだ。
ただ憎むんじゃなく、いろんなものを憎みすぎて、
自分が何を憎んでるのかも判らなくなっちまってる。
そして最後は、何もかも巻き添えにして吹っ飛ばすのさ・・・」