07/03/17 11:31:20 Oi/m23XM0
約一月前
僕は大学を合格した、、、まず最初に自分のクラスメートであり
幼馴染でもある葵に合格したと連絡をした、、すると葵も同じ大学を受けていたらしく僕に合格したと告げた
さらに学部まで同じらしい。僕達は、「家から遠いから一緒に部屋を借りない」とかわきアイアイに
今後のことを話し合いもりあがった。もちろん最初は、部屋を借りるなんて冗談だった、、
別に頑張って早起きすれば通えない距離でもないし、それに昨日から両親は海外に出張でこれからずっといない。
どっちにしろ自由ならやっぱり地元がいい、、そう考えた。僕が「やっぱりいいよ(笑)それに
妹をひとりにするのも気が引けるしね、、というと、葵は少し残念がりながらも明るく「、、、、そう、、でも気がかわったら電話してきてね、まってるから(笑)」
と冗談をいいながら電話を切った、、、
家に帰ると僕はすぐに妹の部屋にむかった。大学に合格したことを伝えるためだ。
しかしドアをあけてみるとそこには誰もいなかった。いないのか、、、僕は残念そうに
ため息をはきながら部屋からでようとした、、、、、、、がそこで机の上の本に目がいった。
革の装丁がなされている少し高そうな日記だ。
僕の中に自制心と好奇心が起こった。特に前者は本人が
いないだけ尚のこと強かった。
しばしの思考。
けど結局は好奇心が僅かに勝り、僕は日記を手に取った。
ぱらぱらと頁をめくり、昨日の日記の所で手を止めた。
遥らしい綺麗な文字が飛び込んでくる。
「○月×日
ついに明日からは待ちに待った日がやってくる。
両親が海外出張でいない一年間、家の中は私と兄さんの二人っきり。
これで邪魔も入らずに私は兄さんと結ばれることができる」
僕は目を見張った。
結ばれる?一体何を言っているのか。
胸の内がざわめきだすのを感じた。