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時速約120キロで故意に自分の乗用車を前の軽乗用車に追突させ、夫婦2人を死亡させた
などとして、傷害致死罪などに問われた無職金沢チヤ子被告(29)に対し、山形地裁は
10日、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。
金子武志裁判長は「被害者に何ら落ち度はなく、ヒステリーに根差した自己中心的で
身勝手な犯行」と述べた。
判決によると、金沢被告は昨年7月5日朝、山形県南陽市の国道113号で、前の軽乗用車が
道を譲らないことに腹を立て、暴走して追突。乗っていた山形市松原の会社員駒沢政一さん
(当時29)と妻佳代子さん(当時30)が頭を強く打ち、死亡した。2人は新築した家への
引っ越し準備の途中だった。被告は、この追突前にも信号待ちの別の乗用車にぶつける
などし、2人にけがを負わせた。
ソース:nikkansports.com
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