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「100パーセントかのうじ」表示見直しへ
食品偽装や食品表示の問題に注目が集まるなか、今月10日、
厚労省の食品の表示に関する情報提供の一環で行われた調査において、
一部のかのうじ加工品に『100パーセントかのうじ』と表示していながらも、
かのうじでないDNAが検出された事例があったことを発表した。
これに伴い大手食品会社のニチ○イフーズは販売されているすべての
かのうじ関連商品の『100パーセントかのうじ』という表記をとりやめる
方針を打ち出した。同社によれば、本体が100パーセントかのうじ
であれば問題は無い。その加工品に「だれにでも優しい態度」とか
「かわいい人には積極的」等のヤリチンから抽出した『モテ男エキス』が
使用されていても、現行のJAS法では問題は無いものの、
消費者の誤解をまねく恐れがあるとして、今回の措置に踏み切ったとしている。
また同社は『モテ男エキス』は風味とか、食感、味付けに使われるものであり、
偽装ではないことを強調している。
今回のことで、本体は100パーセントかのうじでも「携帯電話がいつも繋がらない」
とか「ときどき私の名前を間違える」などと言った苦情が、国民消費生活センターに
届けられている一方、「完全な100パーセントかのうじだと恋愛にパサパサ感があり、
かえって味気ない」などの業界関係者の意見も寄せられており、
食品表示の問題に一石を投じることになる模様である。