08/06/12 23:46:00
【 鬼十則 】
4代目社長吉田秀雄により1951年につくられた、電通社員の行動規範。
来日したGE社長に英文版を贈ったとも言われる。
1.仕事は自ら創るべきで、 与えられるべきでない。
2.仕事とは、 先手先手と働き掛けていくことで、 受け身でやるものではない。
3.大きな仕事と取り組め、 小さな仕事はおのれを小さくする。
4.難しい仕事を狙え、 そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5.取り組んだら放すな、 殺されても放すな、 目的完遂までは ……。
6.周囲を引きずり回せ、 引きずるのと引きずられるのとでは、 永い間に天地のひらきができる。
7.計画を持て、 長期の計画を持っていれば、 忍耐と工夫と、 そして正しい努力と希望が生まれる。
8.自信を持て、 自信がないから君の仕事には、 迫力も粘りも、 そして厚味すらがない。
9.頭は常に全回転、 八方に気を配って、 一分の隙もあってはならぬ、 サービスとはそのようなものだ。
10.摩擦を怖れるな、 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、 でないと君は卑屈未練になる。
【 責任三カ条 】 * 4代目社長吉田秀雄によりつくられた。現在は使われていない。
命令 ・ 復命 ・ 連絡 ・ 報告は、 その結果を確認し その効果を把握するまでは これをなした者の責任である。
その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
我々にとっては、 形式的な責任論はもはや一片の価値もない。 我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々は
その日その日に生命をかけている。