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皇室典範:改正「必要」63% 「女性天皇」賛成72%
毎日新聞は26、27の両日実施した全国世論調査(電話)で、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁(ひさひと)さま誕
生(6日)を受け、皇室典範改正問題に関して聞いた。政府は悠仁さま誕生で典範改正を当面見送る方針だが、
「改正の必要がある」と答えたのは、今年2月の調査時より11ポイント多い63%に上った。典範改正の必要
性の認識が、国民の間に広がっている実態を示した。
「女性天皇」に賛成としたのは72%。皇太子ご夫妻の長女敬宮(としのみや)愛子さま誕生直後の01年
12月の86%や、小泉純一郎前首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が女性・女系天皇を認め
る報告書を提出した直後の昨年12月の85%、秋篠宮妃紀子さまの懐妊が明らかになった今年2月の78%な
どと比べ、若干減少した。
「女系天皇を認めるべきだ」としたのは、2月の調査と同じ65%。「男系を維持すべきだ」としたのは2月
より3ポイント減の26%だった。昨年12月の調査では「女系天皇を認めるべきだ」としたのは71%だった。
安倍首相は典範改正に慎重な姿勢を見せ、男系維持派とされるが、調査で女系容認派は、安倍内閣を支持した層
でも64%に達し、内閣の支持・不支持と関係しない結果が出た。
典範改正の必要性に関し今年2月の調査では、「必要がある」が52%で、「必要はない」が41%だったが、
今回は「必要がある」は63%、「必要はない」は27%。安倍内閣支持層でも「必要がある」は65%、「必
要はない」は28%だった。【竹中拓実】
毎日新聞 2006年9月30日 3時00分
ソース:
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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