08/06/18 22:18:22
人
∩_∩ (___)
(´〇-〇)∧_∧ 人 (羅___)
( )(●ё●)(__)(・∀・ )
| | | (∪ )(__羅)と )
(__)_) ∪∪ しし´
651:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/18 22:22:09
人
(__) 人
(__羅_) (___)
(´〇-〇) (_羅__) おっおー!
( ) (●ё●)
| | | ( つ
(__)_) ∪∪
652:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/18 22:28:34
[[コード]]
<<ラウンジ>> <<板名>>に一票!
人
∩_∩ (___)
(´〇-〇)∧_∧ 人 (羅___)
( )(●ё●)(__)(・∀・ )
| | | (∪ )(__羅)と )
(__)_) ∪∪ しし´
人 _
(__) 人 |A |
(__羅_) (___) .|C.|
(´〇-〇) (_羅__)..|T |
( ) (●ё●).| ̄
| | | ( つ
(__)_) ∪∪ ラウンジACTスレより
653:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/18 22:35:20
>645
続きwktk
654:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/18 22:37:45
[[コード]]
<<ラウンジ>> <<板名>>に一票!
V
W从从从ミ巛ミ
》彡ヾヾ ヾゞ 彡
≦ /─VV\|─\≧
∠ V(●) (●)V
巛| ) (__人__)( | ラウンジACTスレより
ゞ∞| ・` ⌒´ }
ヽ }
/ \ (´Д` )
. __| | | |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ \| ( )
655:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/18 22:44:26
[[コード]]
<<ラウンジ>> <<板名>>に一票!
人
(__)
W从(_羅__)ミ
》彡ヾヾ ヾゞ 彡
≦ /─VV\|─\≧ 人 _
∠ノ(゚ ), 、( ゚)V (__) 人 |A |
巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::(__羅_) (___) |C.|
ゞ∞| ヽIェエェイ' _| (´〇-〇) (_羅__).|T |
|_ ` ´ _| ( ) (●ё●)| ̄
|_ _| | | | ( つ
| | (__)_) ∪∪ ラウンジACTスレより
 ̄ ̄
656:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 01:29:11
>640-645
すごいおおおおおおおおおおおお
感動したお凄いお
657:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 01:34:37
┣┳━┛[[コード]]
┃┃ <<ラウンジ>> <<板名>>に一票!
┃┗━┓ 人
┣━┫ ∩_∩ (___)
┃┏┓┃ (´〇-〇)∧_∧ 人 (羅___)
┃┗┛┃ ( )(●ё●)(__)(・∀・ )
┣┳┳┫ | | | (∪ )(__羅)と )
┃┃┃┃ (__)_) ∪∪ しし´
┃┗┛┃┏┓┏━┳┳┳━┳┳━┳━┓
┣━┳┫┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃┏┫━┫
┃ ┃┃┃┗┫┃┃┃┃┃ ┃┗┃━┫
┃┃ ┃┗━┻━┻━┻┻━┻━┻━┛
┣┻━┫ 人 ACTスレより _
┃┏━┫ (__) 人 |A |
┃┗ ┃ (__羅_) (___) .|C.|
┣━┫ (´〇-〇) (_羅__)..|T |
┃ ━┫ ( ) (●ё●).| ̄
┃ ━┫ | | | ( つ
┣━┫ (__)_) ∪∪
658:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 03:04:54
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
m n _∩ W从从从ミ巛ミ ∩_ n m
⊂二⌒ __) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ V(●) (●)V / / [[コード]]
\ \ 巛| ) (__人__)( | / /
\ ゞ∞| ・` ⌒´ } / <<ラウンジ>> <<板名>>
\ |_ _| /
\ / それが、ACT精神
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
659:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 03:27:08
\ 中河内雅貴(笑) 参 上 ! (笑) /
\アルティメット・顎・クンニ・スラッシュ/
m n _∩ W从从从ミ巛ミ ∩_ n m
⊂二⌒ __) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ノ(゚ ), 、( ゚)V / /
\ \ 巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,,. 彡 / /<感謝!(笑)ありがとう!(笑)
\ \ ゞ∞| ヽIェエェイ' _| / /
\ \ |_ |,r-r-| _| / /
.\ \_|_ ` ̄´ _|_/ /
\ |____| /
\ / それが、中河内雅貴精神(笑)
/ ・ ・ /
660:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 10:19:01
/ハ\\ヽ
(○-○`∩ <あでゅー
⊂_ .ノ
| |
U⌒U
661:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 10:52:48
>660
キャワ
662:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 16:03:40
そういえば昨日、 友達・馬場徹の誕生日会をやりました☆
ばーちょんの20才の誕生日だったんだぁ☆
メンバーは俺、万平、壽太、健斗、川原一馬、ばーちょんでしたぁ!!
皆で ばーちょんを祝いました(o^v^o)
改めてばーちょん誕生日おめでとう☆
663:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 16:12:24
エンディングテーマ
『Surfin' Dog』
歌ハチポチ
(Surfin' Dog)
のってけのってけのってけ
波はじゃんじゃん広がってーーーー(Surfin' Dog)
のってけのってけのってけ
犬もわんわん吼えちゃってーーーー(Surfin' Dog)
のってけのってけのってけ
夏だ海だサーフィンだーーーーーーーー(Surfin' Dog)
のってけのってけのってけ
鼻が西向きゃ尾は東ーーーーーーー(Surfin' Dog)
あーーーーーああーーーーーーーーーーーーー
Surfin' Dog ? エブリデイ!
☆☆☆携帯配信中☆☆☆
URLリンク(www.amazon.co.jp)
☆☆☆公式サイト☆☆☆ URLリンク(hotchpotchi.com)
664:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 16:20:50
[[ ]]
<<ラウンジ>> << >>
(`.∀´)(○-○`)(・α・) ACTはラウンジを応援します
(^ё^)(`(∞)´)(●ё●) ラウンジACTスレより
一行目にコートを゙コピペ
二行目の<< >>にはラウンジのほかにもう1つ
ジャニーズ・ヒッキー・Leaf・key から選んで投票
携帯からでも簡単に投票できる
コードはここから
URLリンク(zenita.binboserver.com)
投票所 URLリンク(etc7.2ch.net) のどれか
665:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 19:01:42
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でしたw(゜o゜)w
∧_∧ ∧_∧
旦(´・ω人∧_∧(*゚_,゚*)⌒ヽつ
m n _(___)´ー`W∪从∪从ミ巛ミ ∧_∧_ n m
⊂二⌒ (_羅__) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡∩`ш´( _⌒二⊃
\ (○-○`)≦ /─VV\|─\≧と / /
(●ゝ( )∠ V(●) (●)V / / [[にぎやかし]]
∧_(⌒(⌒ノ 巛| ) (__人__)( | / /∧ _∧
∩(`(∞)∧し' し' ゞ∞| ・` ⌒´ } /_≦)▽≦) <<ラウンジ>> <<板名>>
ヽ (*^ё^*\ |_ _|∧_∧と ) と )
| | ( ∧_∧ (●ё●)ノ ノ ノ
(__(__| |( *・α・) ・ ・ /( つ)(__)
(__(/ つ つ / ∪∪ それが、ラウンコ精神
(つ__つ / URLリンク(love6.2ch.net)
666:ズレ修正
08/06/19 19:02:38
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でしたw(゜o゜)w
∧_∧ ∧_∧
旦(´・ω人∧_∧(*゚_,゚*)⌒ヽつ
m n _(___)´ー`W∪从∪从ミ巛ミ ∧_∧_ n m
⊂二⌒ (_羅__) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡∩`ш´( _⌒二⊃
\ (○-○`)≦ /─VV\|─\≧と / /
(●ゝ( )∠ V(●) (●)V / / [[にぎやかし]]
∧_(⌒(⌒ノ 巛| ) (__人__)( | / /∧ _∧
∩(`(∞)∧し' し' ゞ∞| ・` ⌒´ } /_≦)▽≦) <<ラウンジ>> <<板名>>
ヽ (*^ё^*\ |_ _|∧_∧と ) と )
| | ( ∧_∧ (●ё●)ノ ノ ノ
(__(__| |( *・α・) ・ ・ /( つ)(__)
(__(/ つ つ / ∪∪ それが、ラウンコ精神
(つ__つ / URLリンク(love6.2ch.net)
667:ズレ直しその2
08/06/19 19:07:54
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でしたw(゜o゜)w
∧_∧ ∧_∧
旦(´・ω人∧_∧(*゚_,゚*)⌒ヽつ
m n _(___)´ー`W∪从∪从ミ巛ミ ∧_∧_ n m
⊂二⌒ (_羅__) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡∩`ш´( _⌒二⊃
\ (○-○`)≦ /─VV\|─\≧と / /
(●ゝ( )∠ V(●) (●)V / / [[にぎやかし]]
∧_(⌒(⌒ノ 巛| ) (__人__)( | / /∧ _∧
∩(`(∞)∧し' し' ゞ∞| ・` ⌒´ } /_≦)▽≦) <<ラウンジ>> <<板名>>
ヽ (*^ё^*\ |_ _|∧_∧と ) と )
| | ( ∧_∧ (●ё●)ノ ノ ノ
(__(__| |( *・α・) ・ ・ / ( つ)(__)
(__(/ つ つ / ∪∪ それが、ラウンコ精神
(つ__つ / URLリンク(love6.2ch.net)
668:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 19:16:16
/つ /つ /つ /つ /つ /つ
/ /__/ / / /__/ / / /__/ /
☆ノノノハ ☆ノノノハ ☆?WWW
从,*´ー`) (*○-○) ゞ∞*`.∀´)
.(○∞○) .(○∞○) (○∞○)
フリ ((○(\ノ) )) フリ ((○(\ノ) )) フリ.((○(\ノ) )) フリ
(_人_) (_人_) (_人_)
669:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 20:03:51
>668
セクシーだお
670:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 20:11:13
( ((⌒ヽ
と と(*´○-○)っ )) はやくいれておー
( ((⌒ヽ
と と(○-○`*)っ )) ふといのいれておー
671:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 20:12:52
∧__∧
(´ー`*) ぶどう
( つc■O
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| D)
ヽ____/"
∧__∧
(*○-○) 納豆味のメロンソーダ!
( つⅡO
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| D)
ヽ____/"
∧___∧
(*●v●) キャンディー美味しいな
( つ◎O
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| D)
ヽ____/"
672:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 20:15:46
自分でいれてみなさいよ
(*´ー`)
_l\ \_∩__| ( ((⌒ヽ ヒムタンのいじわる
\______| と と(○-○`*)っ ))
673:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 20:25:44
┏━┓┃ ┃[[にぎやかし]]
┃ ┗┛ ┃<<ラウンジ>>
┗━━┛<<ジャニーズ>>
∧__∧ 応援してるお
(●ё●) よかったら
( つc■O ネムレナイト観に来てね!!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| D)
ヽ____/"
┏━━┓
┗━┓ ┏☆ ACT@ラウンジ
674:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:17:17
以上、ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
_人
ノ ::(
ノ ̄ :::\
/ ̄― ̄:::::\
( ロココ:::::::::)
\_糸隹 :::;;;ノ
,/ ___ __゛
/ / ( ) ヽ |
m n _∩ | / ━ ━ .| | ∩_ n m
⊂二⌒ __) | |(●), 、(●) |.| ( _⌒二⊃
\ \ (ヽ | ,,ノ(、_, )ヽ、,, || / /
\ \ り リ ,rエエェ、 .| / / [[コード]]
\ \ ノ. ヽr-rヲ |/ /
\ `ニ´ ノ / <<ラウンジ>> <<>>
\ ”ー---- " /
\ / それが、ラウンジ精神
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
675:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:18:24
以上、俺、万平、壽太、健斗、川原一馬、ばーちょんと
ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でしたぁ!!
人 \ 間部ハゲ早くハム更新しる! / (`ヾ''"""''´,)´
(___) o`(*○-○)
(_____) W从从从ミ巛ミ と_つノ⊃
⊂二⌒ __) 》彡ワァw(゜o゜)ァwゞ彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ノ(゚ ), 、( ゚)V / /
\ \ 巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,,. 彡 / /<ラウンコに感謝!(笑)ありがとう!(笑)
\ \ ゞ∞| ヽIェエェイ' _| / /
\ \ |_ |,r-r-| _| / / [[にぎやかし]]
.\ \_|_ ` ̄´ _|_/ / <<ラウンジ>> <<板名>>
\ |____| /
\ / それが、ACT精神(笑)
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
676:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:19:23
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
(`ヾ''""''´,) のってけのってけのってけ (`ヾ''""''´,)
`(*○-○) )) `(●ё●) ))
(( o( っノっ (`ヾ''""''´,) (( o( っノっ
uu (( (・α・ )´ uu
m n _∩ c c )o )) ∩_ n m
⊂二⌒ __) __uu_ ( _⌒二⊃
\ \ /'''''' '''''':::::::\ / /
\ \ |(●), 、(●)、.:| / / [[コード]]
\ \| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|/ /
\ .| ´トェェェイ` .:::::::| / <<ラウンジ>> <<板名>>
\\ |,r-r-| .::::://
\`ー`ニニ´‐―´/ それが、ACT精神
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
夏だ海だサーフィンだーーーーーーーーーーーーーーーーー
677:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:20:18
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
, ヘ、__ _,. -- . rヘ
//,ィ':´: : : : `´ ̄: `丶:`ヽメ、 バビタンが投票スレを
': : : : : :/: : :i : ヽ、: : \: : ヾ,ヘ, バッビバビにしてやんよ!
/: /: : : : : l: : : :l : : : :\ : : ヽ、:ハリ
/: /: : : : : : ハ: : : :lヽ、: : : ヽ: : : ヽ: レ
m n _∩l: :イ: : : : :l:_/__!: : ::l \_:_: ヽ: : ::l :i_ n m
⊂二⌒ __)レ' |: : : ::ハ :!__ `ヽ: :l '´ _\: : : : :l :l _⌒二⊃
\ \ ハ: : : :! リィ坏メ__\j ィf示斗 、 : : :l /
\ \.l: :: :l(_{!込ソ__)⌒(_ヒュソ リ !ヽ : ,'.../ [[にぎやかし]]
\ \ヽ: :l、 , ,' :ハ:/ノ
\ ヽ::lヽ、 ー‐ ,.イ::/. / <<ラウンジ>>
\ ハj弌≧ェ-ォ-‐ァ<ヽレ /
\ ../ それが、ACT精神
/ ♥ ♥ / URLリンク(love6.2ch.net)
./ ../ URLリンク(ameblo.jp)
678:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:22:18
>677
■ ■ ■ ■ ■ ■ 投 票 用 コ ペ ■ ■ ■ ■ ■ ■
-------------------------------ここから-------------------------------
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
, ヘ、__ _,. -- . rヘ
//,ィ':´: : : : `´ ̄: `丶:`ヽメ、
': : : : : :/: : :i : ヽ、: : \: : ヾ,ヘ, バッビバビにしてやんよ!
/: /: : : : : l: : : :l : : : :\ : : ヽ、:ハリ
/: /: : : : : : ハ: : : :lヽ、: : : ヽ: : : ヽ: レ
m n _∩l: :イ: : : : :l:_/__!: : ::l \_:_: ヽ: : ::l :i_ n m
⊂二⌒ __)レ' |: : : ::ハ :!__ `ヽ: :l '´ _\: : : : :l :l _⌒二⊃
\ \ ハ: : : :! リィ坏メ__\j ィf示斗 、 : : :l /
\ \.l: :: :l(_{!込ソ__)⌒(_ヒュソ リ !ヽ : ,'.../ [[にぎやかし]]
\ \ヽ: :l、 , ,' :ハ:/ノ
\ ヽ::lヽ、 ー‐ ,.イ::/. / <<ラウンジ>> <<板名>>
\ ハj弌≧ェ-ォ-‐ァ<ヽレ /
\ ../ それが、ACT精神
/ ? ? / URLリンク(love6.2ch.net)
./ ../
-------------------------------ここまで-------------------------------
?←これは & hearts;って打ってね?(スペース無しで)
679:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:22:40
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でしたw(゜o゜)w
∧_∧ ∧_∧
旦(´・ω人∧_∧(*゚_,゚*)⌒ヽつ
m n _(___)´ー`W∪从∪从ミ巛ミ ∧_∧_ n m
⊂二⌒ (_羅__) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡∩`ш´( _⌒二⊃
\ (○-○`)≦ /─VV\|─\≧と / /
(●ゝ( )∠ V(●) (●)V / / [[コード]]
∧_(⌒(⌒ノ 巛| ) (__人__)( | / /∧ _∧
∩(`(∞)∧し' し' ゞ∞| ・` ⌒´ } /_≦)▽≦) <<ラウンジ>> <<板名>>
ヽ (*^ё^*\ |_ _|∧_∧と ) と )
| | ( ∧_∧ (●ё●)ノ ノ ノ
(__(__| |( *・α・) ・ ・ / ( つ)(__)
(__(/ つ つ / ∪∪ それが、ACT精神
(つ__つ / URLリンク(love6.2ch.net)
680:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:23:31
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもと
俺、万平、壽太、健斗、川原一馬、ばーちょんの仕業でしたぁ!!
人 \ 間部ハゲ早くハム更新しる! / (`ヾ''"""''´,)´
(___) o`(*●v●) <<板名>>さん、差し入れに飴あげるね
(_____) W从从从ミ巛ミ と_つノ⊃Σ◎
⊂二⌒ __) 》彡ワァw(゜o゜)ァwゞ彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ノ(゚ ), 、( ゚)V / /
\ \ 巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,,. 彡 / /<ラウンコに感謝!(笑)ありがとう!(笑)
\ \ ゞ∞| ヽIェエェイ' _| / /
\ \ |_ |,r-r-| _| / / [[コード]]
.\ \_|_ ` ̄´ _|_/ /
\ |____| /
\ / それが、ACT@<<ラウンジ>>精神(笑)
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
681:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:24:24
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
_人
ノ ::(
ノ ̄ :::\
.ノ ::::::::) ACTはラウンジを応援します
/ ̄― ̄:::::\ w(゜o゜)w
( ロココ:::::::::)
\_糸隹 :::;;;ノ
,/ ___ __゛
/ / ( ) ヽ |
m n _∩ | / ━ ━ .| | ∩_ n m
⊂二⌒ __) | |(●), 、(●) |.| ( _⌒二⊃
\ \ (ヽ | ,,ノ(、_, )ヽ、,, || / /
\ \ り リ ,rエエェ、 .| / / [[コード]]
\ \ ノ. ヽr-rヲ |/ /
\ `ニ´ ノ / <<ラウンジ>> <<板名>>
\ ”ー---- " /
\ / それが、ACT精神
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
682:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 21:26:06
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもの仕業でした
m n _∩ W从从从ミ巛ミ ∩_ n m
⊂二⌒ __) 》彡ヾヾ ヾゞ 彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ V(●) (●)V / / [[コード]]
\ \ 巛| ) (__人__)( | / /
\ ゞ∞| ・` ⌒´ } / <<ラウンジ>> <<板名>>
\ |_ _| /
\ / それが、ACT精神
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
683:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 22:07:45
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもとばーちょんの仕業でしたぁ!!
人 \ 間部ハゲ早くハム更新しる! / (`ヾ''"""''´,)´
(___) o`(*●v●) <<板名>>さん、差し入れに飴あげるね
(_____) W从从从ミ巛ミ と_つノ⊃Σ◎
⊂二⌒ __) 》彡ワァw(゜o゜)ァwゞ彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ノ(゚ ), 、( ゚)V / /
\ \ 巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,,. 彡 / /<ラウンコに感謝!(笑)ありがとう!(笑)
\ \ ゞ∞| ヽIェエェイ' _| / /
\ \ |_ |,r-r-| _| / / [[コード]]
.\ \_|_ ` ̄´ _|_/ /
\ |____| /
\ / それが、ACT@<<ラウンジ>>精神(笑)
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
684:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 22:10:41
以上、ACT@ラウンジ板の馬鹿どもとばーちょんの仕業でしたぁ!!
人 \ 間部ハゲ早くハム更新しる! / (`ヾ''"""''´,)´
(___) o`(*○-○) <<板名>>さんバナナ入れてお
(_____) W从从从ミ巛ミ と_つノ⊃
⊂二⌒ __) 》彡ワァw(゜o゜)ァwゞ彡 ( _⌒二⊃
\ \ ≦ /─VV\|─\≧ / /
\ \ ∠ノ(゚ ), 、( ゚)V / /
\ \ 巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,,. 彡 / /<ラウンコに感謝!(笑)ありがとう!(笑)
\ \ ゞ∞| ヽIェエェイ' _| / /
\ \ |_ |,r-r-| _| / / [[コード]]
.\ \_|_ ` ̄´ _|_/ /
\ |____| /
\ / それが、ACT@<<ラウンジ>>精神(笑)
/ ・ ・ / URLリンク(love6.2ch.net)
685:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 22:58:33
26 :清き一票@名無しさん :2008/06/19(木) 22:35:43 ID:8UXrfvaQ
┣┳━┛o○+ | |i -= ´ ` ミ、 ゚| o ○。
┃┃ ・+ ・ l /, ヽ ・|*゚ + |
┃┗━┓゚ |i |≦/ VV| i l\|─ i|!彡 |
┣━┫o。! |! !|{ヽ{(゚ ), ' |i iト 彡 | * ゚ |
┃┏┓┃ 。*゚ l ・ (、_` "" リ!ノ /| 彡| ゚。・ ゚
┃┗┛┃ ゚ | ・ | | 。ヽ'ェイ' ノii|oo/彡 + *|
┣┳┳┫ *o゚ |! | 。 ヽ ノi|彡 + *|
┃┃┃┃ 。 | ・ o ゚l ゚+ヽ イ jハ *゚・ +゚ ||
┃┗┛┃ |o |・゚ ,.‐- .._ -‐}! ヽ! | ゚ |
┣━┳┫ * ゚ l| / 、 i } \ o.+ | ・
┃ ┃┃ |l + ゚o i ` -、{! /_ \ ○・ |o゚
┃┃ ┃ o○ | | ヽ. ヾ´  ̄ `ヽ *。 [[2ch19-RcyyQ/6E-WF]]
┣┻━┫・|+ ゚ o } } ヽ O。
┃┏━┫O。 | | リ、 ..::: .. l 。 <<ラウンジ>>
┃┗ ┃o+ |!*。| / `ー:::: , ヘ:::::.. | * <<ヒッキー>>へ
┣━┫|・ | ゚・ |/ / :::... .. /:::/ | ::..... { |
┃ ━┫ ┏┓┏━┳┳┳━┳┳━┳━┓ ヽ| |ヽ ム ヒ | |
┃ ━┫ ┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃┏┫━┫ | ̄| ̄ 月 ヒ | |
┣━┫ ┃┗┫┃┃┃┃┃ ┃┗┃━┫ / | ノ \ ノ L_い o o From.ACTスレより
┗━┻━┻━┻┻━┻━┻━┛
686:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 23:49:30
>645
ジョバンニが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らず
カムパネルラをまん中にして校庭の隅《すみ》の桜《さくら》の木のところに集まっていました。
;;;;;;;:;:; ::::::;ヽ、;;;l!、l;;;l!;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,、 、`^;;;:;:;"” ::ミ、
ミ;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、, ;; ;l; ;:ll ,;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,`
そ;;; :.:.:;;;:...:.'!;;;;..;;;;l|l;;.:".:゙,__:;、,;.:"__.,,/;.:'"゙:.:゙,:;、,;:;:;";;;:;:;"
".:;.:'"` ,l';;; ;; ;:|l;;; ;,i';..;; ;;;l!;"..;; ;;;;"..;;ノ:;;、;:;"” ::z
l;; :l!; ;ミ|;”r'l!;;.:;.:'" "゙:.:゙,:;、,;.:"'
|;;l!;;; ;;ミレ';;;;!;/;;
l ;; l;;;l!;; ";;゙./;
| ;;l!;";..;; ;;" l
|;; l ;; ゙;;"、;;l!;l ∧_∧,_,,,,..___.
l;l!;";..;; ;; .!;";l .:.( ´゚ー゚)"" ∧_∧,,,__
l;;i i";;; ";i ;; ;;!∩_∩ヘ_∧・∀・∩)". ,, :: ....::.:. :.:. :.゙`゙''ー-、_
"" .:""ー- l;;;: :: ;;;∧_∧´○-○)∀`∩ ∧_∧, ::. :.: .: ,,":. ~`;
l;i ::: ( ) ) ノ(`.∀´*) ,, " ,,o
l;i;;::: :( つ| |ヽ ( ノ⊂ つ
ノ;/ :│ │ │_)_)__)し' ( ( ( ____,,,, : , 。. " "
/:: :: (__ (__).... -‐=‐- ...,_ (_(_)
: . :. :. : .: .: . ..: .: .:. . : ,, " ,,o
それはこんやの星祭に青いあかりをこしらえて
川へ流す烏瓜《からすうり》を取りに行く相談らしかったのです。
687:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 23:50:43
>686
∧_∧ ∩_∩ ∧_∧
( ●ё●)ノシ \(○o○`;)<(`.∀´* )>
けれどもジョバンニは手を大きく振《ふ》ってどしどし学校の門を出て来ました。
ヾゞ"ゞ;ヾ ゞヾ〃;ヾヾ ゞ;ヾ ` `
ヾ ゞ; ゞヾ"ゞヾ ゞヾ ; ヾ;ゞヾ
ゞヾ"ゞヾ; ゞゞ"ゞ〃ヾ :ゞヾ ; ;ヾ `
ヾ\ヾゞ;::: y'ヾヾ; ;ゞ ヾ ; "ヾ ` `
ゞ; ; ゞ;ヾii;;:::: イ;//ゞ; ヾ "ゞ";
ヾ ヾ;ゞiii;;::: |/; "| ̄ ̄| ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |
| | |
| | |
| | ∧_∧
| | (●ё● )
| | (つ て)
| | Y 人
_______|__| (__) J
すると町の家々ではこんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたり
ひのきの枝《えだ》にあかりをつけたりいろいろ仕度《したく》をしているのでした。
家へは帰らずジョバンニが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいって
すぐ入口の計算台に居ただぶだぶの白いシャツを着た人におじぎをして
ジョバンニは靴《くつ》をぬいで上りますと、突《つ》き当りの大きな扉《と》をあけました。
688:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 23:51:42
>687
中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの輪転器がばたりばたりとまわり、
きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、
何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居《お》りました。
ジョバンニはすぐ入口から三番目の高い卓子《テーブル》に
座《すわ》った人の所へ行っておじぎをしました。
その人はしばらく棚《たな》をさがしてから、
「これだけ拾って行けるかね。」と云いながら、一枚の紙切れを渡《わた》しました。
∧_∧
(@ハ@)
( つ□ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∩●ё● )
| ヽ と )
| │ │ │
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函《はこ》をとりだして
向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁《かべ》の隅の所へしゃがみ込《こ》むと
小さなピンセットでまるで粟粒《あわつぶ》ぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。
| | LLLLLLLLLLLLL::| | LLLLLLLLLLLLL::|
| |================| |================| |==
| | LLLLLLLLLLLLL::| | LLLLLLLLLLLLL::| | LLLL
| |================| |================| |=====
| | LLLLLLLLLL ∧_∧ :LLLLLLLLLLLL::| | LLLLL
| |=========== ( )V ============| |=======
| | LLLLLLLLL ( O ノ:::LLLLLLLLLLL::| |:LLLLLLLL
|_|二二二二二 (⌒)(⌒) :二二二二二二二|_|二二二二二
689:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 23:53:16
>688
青い胸あてをした人がジョバンニのうしろを通りながら、
「よう、虫めがね君、お早う。」と云いますと、
近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
ジョバンニは(づё●)何べんも眼を拭《ぬぐ》いながら活字をだんだんひろいました。
六時がうってしばらくたったころ、
ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱《はこ》を
もういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子の人へ持って来ました。
その人は黙《だま》ってそれを受け取って微《かす》かにうなずきました。
ジョバンニはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台のところに来ました。
∧_∧
(σθσ)
( つ⑩ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∩●ё●*)
| ヽ と )
| │ │ │
するとさっきの白服を着た人がやっぱりだまって小さな銀貨を一つジョバンニに渡しました。
ジョバンニは俄《にわ》かに顔いろがよくなって威勢《いせい》よくおじぎをすると
台の下に置いた鞄《かばん》をもっておもてへ飛びだしました。
それから元気よく口笛《くちぶえ》を吹《ふ》きながらパン屋へ寄って
パンの塊《かたまり》を一つと角砂糖を一袋《ふくろ》買いますと
一目散《いちもくさん》に走りだしました。
☆☆つづく☆☆
690:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 01:16:39
続きwktk
691:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 04:47:48
∩_∩.∩
.∧_∧ 。.. (○v○*)/
( *`.∀´)つ.★..゚ .゚*★⊂二、 .ヽ
/ つ* .゚☆* ゚..☆∵ *゚ \. ○
○ )★.∵ .。.★* *★ / / /
.ヽ(_).。☆* ゚*∵ (__)_)
し ∵★゚. まさば ★*.┏━☆
┏━★ ゚☆*.. .☆∵ ┃ ━ ┃
┃┃┃┃ ★* *★ ┃ ━┫
┃┃┃┃asa *☆* ┃ ━ ┃abitan
┗┻┻┛ ┗━━┛
692:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 07:04:26
507 名前:名無しさん? メェル:sage 投稿日:2008/05/26(月) 06:40:09 ID:???
(≧_≦)チーズスイートホームはじまったヨー
508 名前:名無しさん? メェル:sage 投稿日:2008/05/26(月) 06:41:25 ID:???
(´≧_≦)誤爆シチャッタ…でもチーカワユス
693:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 10:01:06
..◇・。..☆*。
゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
゜゜・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎☆。∂∇。★◎*・゜゜。◎★
◎☆◇☆。*・.。..☆◎。.:☆◇*.....。
゜゜・*:..。.*・☆◎。__☆◎*・。..:*・゜ ゜
\ /
\ /
. ∧_∧\ / [[コード]]
(*●v●っ
c(,_u ノ ACT民@ラウンジから
<<板名>>さんと<<板名>>さんに
お花の差し入れでーす ラウンジに投票アリガ㌧
694:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 10:14:23
[[コード]]
∧___∧ ACT民@ラウンジとばーちょんから
(*○-○) <<板名>>さんと<<板名>>さんに
c(,_u ノ⊃Ⅱ 納豆味のメロンソーダを差し入れだお
/間部は早くハム公式しろお\
695:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 10:38:42
ジョバンニゲンキちゃんビッグバンカワユスだお
…ほかのお話でもやってほしいお…
696:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 11:19:59
>689
乙だお
続きまってるお
697:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 11:20:46
最近バビタンがかあいすぎてまさに狂ってしまったお…
元マンナン厨なのにまさかバビタンに嵌るとはモモッテなかったお…
698:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/20 15:28:08
なんという別路線だお
699:三、家 (1)
08/06/20 23:18:36
>689
ジョバンニが勢《いきおい》よく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。
その三つならんだ入口の一番左側には空箱に紫《むらさき》いろのケールや
アスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆《ひおお》いが下りたままになっていました。
「お母《っか》さん。いま帰ったよ。工合《ぐあい》悪くなかったの。」
ジョバンニは靴をぬぎながら云いました。
|
|_______
|| |
||_∧_∧_ _____| ∧_∧
/ (ヽ^ё^ ).. /| (●ё●*)
ノ⌒~´⌒⌒"⌒~"⌒\:| と と ノ
/ .' ゛ .: ゝ ヽ`!' ̄ ̄ ̄ ̄ Y 人  ̄ ̄ ̄ ̄
/,: '´ ,._ 、 ヾ.,j (__) J
/ ゛ ヽ., _)
|  ̄  ̄ ̄ . ̄  ̄ ̄.. ̄|| 、,;'
| ||_,ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
「ああ、ジョバンニ、お仕事がひどかったろう。
今日は涼《すず》しくてね。わたしはずうっと工合がいいよ。」
ジョバンニは玄関《げんかん》を上って行きますと
ジョバンニのお母さんがすぐ入口の室《へや》に白い巾《きれ》を被《かぶ》って寝《やす》んでいたのでした。
ジョバンニは窓をあけました。
700:三、家 (2)
08/06/20 23:19:19
>699
(●ё●*)「お母さん。今日は角砂糖を買ってきたよ。牛乳に入れてあげようと思って。」
(ヽ^ё^ )「ああ、お前さきにおあがり。あたしはまだほしくないんだから。」
(●ё●*)「お母さん。姉さんはいつ帰ったの。」
(ヽ^ё^ )「ああ三時ころ帰ったよ。みんなそこらをしてくれてね。」
(●ё●)「お母さんの牛乳は来ていないんだろうか。」
(ヽ^ё^ )「来なかったろうかねえ。」
(*●ё●*)「ぼく行ってとって来よう。」
(ヽ^ё^ )「あああたしはゆっくりでいいんだからお前さきにおあがり、
姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いて行ったよ。」
(●ё●)「ではぼくたべよう。」
ジョバンニは窓のところからトマトの皿《さら》をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃたべました。
∧_∧ (⌒⌒⌒)::)
vv (( (●~● )| |::|
(⌒) ( つ___|::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
701:三、家 (3)
08/06/20 23:20:18
>700
(●ё●)「ねえお母さん。ぼくお父さん(`(∞)´)はきっと間もなく帰ってくると思うよ。」
(ヽ^ё^ )「あああたしもそう思う。けれどもおまえはどうしてそう思うの。」
(●ё●)「だって今朝の新聞に今年は北の方の漁は大へんよかったと書いてあったよ。」
(ヽ^ё^ )「ああだけどねえ、お父さんは漁へ出ていないかもしれない。」
(*●ё●*)「きっと出ているよ。
お父さんが監獄《かんごく》へ入るようなそんな悪いことをした筈《はず》がないんだ。
∧_∧γ ⌒ヽ
▽ (`(∞)´) i
∧⊂ と)ヽ___,ノ
|ミ | Y 人 .(V) i i (V)
∨ (__) J ミ□彡
この前お父さんが持ってきて学校へ寄贈《きぞう》した
巨《おお》きな蟹《かに》の甲《こう》らだのとなかいの角だの今だってみんな標本室にあるんだ。
六年生なんか授業のとき先生がかわるがわる教室へ持って行くよ。
一昨年修学旅行で 〔以下数文字分空白〕
702:三、家 (4)
08/06/20 23:21:21
>701
、、、、、
r" ・ ゙ヽ
ミ 彡,,又)ミ
゙~゙ミ(●ё●)、゙~~゙
゙~゙(⌒つ(⌒)o~゙~~゙~
~゙~ゝ ´`ヾ~~゙
~~゙~゙つ ゙つ~~゙~~゙~~
゙~~゙~~゙、、、、゙゙゙ブ゙~~゙~゙
_______ ________
\|
∧_∧ 「お父さんはこの次はおまえに(ヽ^ё^ )
∧_∧ (`(∞)´*) ラッコの上着をもってくるといったねえ。」
(*●ё●) ( つ
( ∩ ∩)
(´●ё●)「みんながぼくにあうとそれを云うよ。ひやかすように云うんだ。」
(ヽ^ё^ )「おまえに悪口を云うの。」
「うん、けれどもカムパネルラなんか決して云わない。
∩_∩ ヽ
(l|ll´○-○) ) ∧_∧
( ) ノ 〇o。 (●ё●。)
カムパネルラはみんながそんなことを云うときは気の毒そうにしているよ。」
「あの人はうちのお父さんとはちょうどおまえたちのように小さいときからのお友達だったそうだよ。」
703:三、家 (5)
08/06/20 23:22:23
>702
「ああ( *´-ё-)゙
だからお父さんはぼくをつれてカムパネルラのうちへもつれて行ったよ。
あのころはよかったなあ。
ぼくは学校から帰る途中《とちゅう》たびたびカムパネルラのうちに寄った。
カムパネルラのうちにはアルコールラムプで走る汽車があったんだ。
∧_∧ ∩_∩
(●ё●) ⌒~⌒~⌒~ヽ (○v○`)
( つ つδ ∥ (o\/o)
と_)_) o□o-o□o-o□o-o□o (⌒)(⌒)
レールを七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて
信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。
いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、罐《かま》がすっかり煤《すす》けたよ。」
(ヽ^ё^ )「そうかねえ。」
「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家中まだしぃんとしているからな。」
(ヽ^ё^ )「早いからねえ。」
「ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒《ほうき》のようだ。
ぼくが行くと鼻を鳴らしてついてくるよ。ずうっと町の角までついてくる。
もっとついてくることもあるよ。
今夜はみんなで烏瓜《からすうり》のあかりを川へながしに行くんだって。
きっと犬もついて行くよ。」
704:三、家 (6)
08/06/20 23:23:23
>703
(ヽ^ё^ )! 「そうだ。今晩は銀河のお祭だねえ。」
(●ё●)゙「うん。ぼく牛乳をとりながら見てくるよ。」
(ヽ´^ё^ )「ああ行っておいで。川へははいらないでね。」
(●ё●)「ああぼく岸から見るだけなんだ。一時間で行ってくるよ。」
(ヽ^ё^ )「もっと遊んでおいで。カムパネルラさんと一緒《いっしょ》なら心配はないから。」
(●ё●)「ああきっと一緒だよ。お母さん、窓をしめて置こうか。」
(ヽ^ё^ )「ああ、どうか。もう涼しいからね」
ジョバンニは立って窓をしめお皿やパンの袋を片附《かたづ》けると勢よく靴をはいて
(●ё●)「では一時間半で帰ってくるよ。」
と云いながら暗い戸口を出ました。
705:四、ケンタウル祭の夜 (1)
08/06/20 23:24:39
>704
ジョバンニは、口笛を吹いているようなさびしい口付きで、
檜《ひのき》のまっ黒にならんだ町の坂を下りて来たのでした。
坂の下に大きな一つの街燈が、青白く立派に光って立っていました。
ジョバンニが、どんどん電燈の方へ下りて行きますと、いままでばけもののように、
長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニの影《かげ》ぼうしは、
だんだん濃《こ》く黒くはっきりなって、足をあげたり手を振《ふ》ったり、
ジョバンニの横の方へまわって来るのでした。
(ぼくは立派な機関車だ。ここは勾配《こうばい》だから速いぞ。
ぼくはいまその電燈を通り越《こ》す。そうら、こんどはぼくの影法師はコムパスだ。
あんなにくるっとまわって、前の方へ来た。)
とジョバンニが思いながら、大股《おおまた》にその街燈の下を通り過ぎたとき、
いきなりひるまのザネリが、新らしいえりの尖《とが》ったシャツを着て
電燈の向う側の暗い小路《こうじ》から出て来て、ひらっとジョバンニとすれちがいました。
∧_∧ ∧_∧
(●ё●)(`.∀´* )彡
(つ )(つ て)彡
| | | Y 人 彡
(__)_). し'` J
(●ё●)「ザネリ、烏瓜ながしに行くの。」ジョバンニがまだそう云ってしまわないうちに、
(*`.∀´*)「ジョバンニ、お父さんから、らっこの上着が来るよ。」
その子が投げつけるようにうしろから叫《さけ》びました。
ジョバンニは、ばっと胸がつめたくなり(l|ll●ё●)そこら中きぃんと鳴るように思いました。
「何だい。ザネリ。」とジョバンニは高く叫び返しましたが
もうザネリは向うのひばの植った家の中へはいっていました。
706:四、ケンタウル祭の夜 (2)
08/06/20 23:25:43
>705
ザネリ(*`.∀´*)はどうしてぼくがなんにもしないのにあんなことを云うのだろう。
走るときはまるで鼠《ねずみ》のようなくせに。
ぼくがなんにもしないのにあんなことを云うのはザネリがばかなからだ。
_______ ______________________/
(_)
○
O ∧_∧
(●ё●。)
ジョバンニは、せわしくいろいろのことを考えながら、
さまざまの灯《あかり》や木の枝《えだ》で、
すっかりきれいに飾《かざ》られた街を通って行きました。
時計屋の店には明るくネオン燈がついて、
一秒ごとに石でこさえたふくろうの赤い眼《め》が、くるっくるっとうごいたり、
いろいろな宝石が海のような色をした厚い硝子《ガラス》の盤《ばん》に載《の》って
星のようにゆっくり循《めぐ》ったり、
また向う側から、銅の人馬がゆっくりこっちへまわって来たりするのでした。
そのまん中に円い黒い星座早見が青いアスパラガスの葉で飾ってありました。
ジョバンニはわれを忘れて、その星座の図に見入りました。
それはひる学校で見たあの図よりはずうっと小さかったのですが
その日と時間に合せて盤をまわすと、そのとき出ているそらが
そのまま楕円形《だえんけい》のなかにめぐってあらわれるようになって居《お》り
やはりそのまん中には上から下へかけて銀河がぼうとけむったような帯になって
その下の方ではかすかに爆発《ばくはつ》して湯気でもあげているように見えるのでした。
またそのうしろには三本の脚《あし》のついた小さな望遠鏡が黄いろに光って立っていましたし
いちばんうしろの壁《かべ》には空じゅうの星座をふしぎな獣《けもの》や
蛇《へび》や魚や瓶《びん》の形に書いた大きな図がかかっていました。
ほんとうにこんなような蝎《さそり》だの勇士だのそらにぎっしり居るだろうか、
ああぼくはその中をどこまでも歩いて見たいと思ってたりしてしばらくぼんやり立って居ました。
707:四、ケンタウル祭の夜 (3)
08/06/20 23:27:40
>706
み り (ヽ^ё^ ) ん )○o。Σ(●ё●) ハッ
それから俄《にわ》かにお母さんの牛乳のことを思いだして
ジョバンニはその店をはなれました。
そしてきゅうくつな上着の肩《かた》を気にしながら
それでもわざと胸を張って大きく手を振って町を通って行きました。
空気は澄《す》みきって、まるで水のように通りや店の中を流れましたし、
街燈はみなまっ青なもみや楢《なら》の枝で包まれ、
電気会社の前の六本のプラタヌスの木などは、中に沢山《たくさん》の豆電燈がついて、
ほんとうにそこらは人魚の都のように見えるのでした。
子どもらは、みんな新らしい折のついた着物を着て、
星めぐりの口笛《くちぶえ》を吹《ふ》いたり、
「ケンタウルス、露《つゆ》をふらせ。」と叫んで走ったり、
青いマグネシヤの花火を燃したりして、たのしそうに遊んでいるのでした。
けれどもジョバンニは、いつかまた深く首を垂れて
そこらのにぎやかさとはまるでちがったことを考えながら、牛乳屋の方へ急ぐのでした。
(-ё-`l|ll)。o○( …
ジョバンニは、いつか町はずれのポプラの木が幾本《いくほん》も幾本も、
高く星ぞらに浮《うか》んでいるところに来ていました。
708:四、ケンタウル祭の夜 (4)
08/06/20 23:28:24
>707
その牛乳屋の黒い門を入り、牛の匂《におい》のするうすくらい台所の前に立って、
ジョバンニは帽子《ぼうし》をぬいで「今晩は、」と云いましたら、
家の中はしぃんとして誰《たれ》も居たようではありませんでした。
「今晩は、ごめんなさい。」ジョバンニはまっすぐに立ってまた叫びました。
するとしばらくたってから、年老《と》った女の人が、
どこか工合《ぐあい》が悪いようにそろそろと出て来て何か用かと口の中で云いました。
(●ё●;)「あの、今日、牛乳が僕《ぼく》んとこへ来なかったので、
貰《もら》いにあがったんです。」
ジョバンニが一生けん命勢《いきおい》よく云いました。
「いま誰もいないでわかりません。あしたにして下さい。」
その人は、赤い眼の下のとこを擦《こす》りながら、ジョバンニを見おろして云いました。
「おっかさんが病気なんですから今晩でないと困るんです。」
「ではもう少したってから来てください。」その人はもう行ってしまいそうでした。
「そうですか。ではありがとう。」ジョバンニは、お辞儀《じぎ》をして台所から出ました。
十字になった町のかどを、まがろうとしましたら、
向うの橋へ行く方の雑貨店の前で、黒い影やぼんやり白いシャツが入り乱れて、
六七人の生徒らが、口笛を吹いたり笑ったりして、
めいめい烏瓜の燈火《あかり》を持ってやって来るのを見ました。
その笑い声も口笛も、みんな聞きおぼえのあるものでした。
ジョバンニの同級の子供らだったのです。
709:四、ケンタウル祭の夜 (5)
08/06/20 23:30:14
>708
Σ (◎ё◎l|ll)
ジョバンニは思わずどきっとして戻《もど》ろうとしましたが、
(●ё●l|ll)。o O( ……
思い直して、一そう勢よくそっちへ歩いて行きました。
(●ё●) < 川へ行くの。
ジョバンニが云おうとして、少しのどがつまったように思ったとき、
(*`.∀´*)「ジョバンニ、らっこの上着が来るよ。」
さっきのザネリがまた叫びました。
「ジョバンニ、らっこの上着が来るよ。」すぐみんなが、続いて叫びました。
ジョバンニはまっ赤になって、もう歩いているかもわからず、
急いで行きすぎようとしましたら、そのなかにカムパネルラ(○o○`)が居たのです。
カムパネルラは気の毒そうに、だまって少しわらって、
(*´●ё●) (*`.∀´*)○v○`;) 怒《おこ》らないだろうかというように
ジョバンニの方を見ていました。
710:四、ケンタウル祭の夜 (6)
08/06/20 23:37:29
>709
(;´○o○)つ ミ(#´●ё●)
ジョバンニは、遁《に》げるようにその眼を避《さ》け、
そしてカムパネルラのせいの高いかたちが過ぎて行って間もなく、
♪
∧_∧ /
( *`.3´*) ~ ♪
みんなはてんでに口笛を吹きました。
町かどを曲るとき、ふりかえって見ましたら
(*`.∀´*) < (笑)
ザネリがやはりふりかえって見ていました。
そしてカムパネルラもまた、高く口笛を吹いて
向うにぼんやり見える橋の方へ歩いて行ってしまったのでした。
ミ ∧_∧
ミ (。>ё⊂ヽ
ミ ⊂ ノ
人 Y
し (_)
ジョバンニは、なんとも云えずさびしくなって、いきなり走り出しました。
すると耳に手をあてて、わああと云いながら片足でぴょんぴょん跳《と》んでいた小さな子供らは、
ジョバンニが面白《おもしろ》くてかけるのだと思ってわあいと叫びました。
まもなくジョバンニは黒い丘《おか》の方へ急ぎました。
☆☆つづく☆☆
711:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 00:07:35
乙だお乙だお
久しぶりに来たら素晴らしいスレになってたお…ジョヴァンニゲンキチャンかあいいお
712:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 00:46:35
すごいお乙だお
早く続き読まないと追いつかれちゃうお
ザネリハマリ役すぐるおKYでイラつくお
713:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 06:02:43
なんという大作
ガンバレ超ガンバレ
714:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 08:35:34
えーナニコレすごすぎる
715:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 08:58:38
何げにみりんがたまに入ってるのが笑えるww
716:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 09:30:07
ヌゲー!!良くできるな尊敬するわ
癒されたアリガト
717:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 09:30:42
/゛
∧ ∧ ■ ∧ ∧
(*^ё^*) ● (`.∀´*)☆~♪
つ つ/ ⊃¶⊂
| | ∫) |
∪ ̄∪ し ̄∪
ずれてたら木綿お
今日は他に何かあるかお?
718:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 10:15:41
>717
カネタソのバースデーイベがあるお
719:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 10:20:40
ゲンキちゃんのネムレナイトもあるお
720:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 12:07:37
ギンテツまじスゲー
作ったヤシ乙乙乙乙乙
721:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 12:57:47
( *´-ё-)゙このゲンキちゃんかあいいお
鉄道模型二人ともてんちだお…ホゥ
722:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 17:57:35
||| | | | |||
W从从从ミ巛ミ
》彡ヾヾ ヾゞ 彡
≦ /─VV\|─\≧
∠ノ(゚ ), 、( ゚)V
巛| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::
ゞ∞| ヽIェエェイ' _|
|_ ` ´ _|
) |_ _| そ
Σ |___| (
⊂"⌒⊃;;;゚ё`)⊃ Σ グエェ
723:五、天気輪《てんきりん》の柱 (1)
08/06/21 18:33:49
>710
牧場のうしろはゆるい丘になって、その黒い平らな頂上は、
北の大熊星《おおぐまぼし》の下に、ぼんやりふだんよりも低く連って見えました。
ジョバンニは、もう露の降りかかった小さな林のこみちを、どんどんのぼって行きました。
;;;;;;;;; ゚ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;; 。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ゚ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;; ゚ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 。;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧_∧゚ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;; 。( ●ё);;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;( つ );;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;; / /〉 〉;;;;;;;;;;;;;;_,,,、
;;;;;;;;;;(_)(_)-‐''"~
,,、-‐''"~" ゙ "
まっくらな草や、いろいろな形に見えるやぶのしげみの間を、
その小さなみちが、一すじ白く星あかりに照らしだされてあったのです。
草の中には、ぴかぴか青びかりを出す小さな虫もいて、
ある葉は青くすかし出され、ジョバンニは、
さっきみんなの持って行った烏瓜《からすうり》のあかりのようだとも思いました。
724:五、天気輪《てんきりん》の柱 (2)
08/06/21 18:34:59
>723
そのまっ黒な、松や楢《なら》の林を越《こ》えると、俄《にわ》かにがらんと空がひらけて、
天《あま》の川《がわ》がしらしらと南から北へ亘《わた》っているのが見え、
また頂《いただき》の、天気輪の柱も見わけられたのでした。
. . ゚ . o ゚ 。 . , . .o 。 * .゚ + 。☆ ゚。。. .
。 。 *。, + 。. o ゚, 。*, o 。.
゚ o . 。 . . , . , o 。゚. ,゚ 。 + 。 。,゚.。
゚ , , 。 . + ゚ 。 。゚ . ゚。, ☆ * 。゚. o.゚ 。 . 。
。 . .。 o .. 。 ゚ ゚ , 。. o 。* 。 . o. 。 . .
。 . 。 . .゚o 。 *. 。 .. ☆ . +. . .
。 . . . . . 。 ゚。, ☆ ゚. + 。 ゚ ,。 . 。 , .。
゚ 。 ゚ . +。 ゚ * 。. , 。゚ +. 。*。 ゚. . . . .
。 . . 。 。゚. 。* 。, ´。. ☆。。. ゚。+ 。 .。 . 。 .
. 。 ゚ ゚。 。, .。o ☆ + ,゚。 *。. 。 。 . 。 .
゚ .゚ ゚ 。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . . , , .
゚。゚+゚`, o。。.゚*。゚ 。.゚ 。 ☆+。。゚. ° 。 . , ゚ ゚
。, .゚。 + ☆。,゚. o。 。+ 。゚., . ゚ , 。 。 . .
゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。 ゚。 ゚ 。 ゚
゚` .゚ .゚. ゚. . ゚ . ゚ . , . . . 。 ゚ .
つりがねそうか野ぎくかの花が、そこらいちめんに、
夢《ゆめ》の中からでも薫《かお》りだしたというように咲き、
鳥が一疋《ぴき》、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。
725:五、天気輪《てんきりん》の柱 (3)
08/06/21 18:36:03
>724
ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、
どかどかするからだを、つめたい草に投げました。
;;;;;;;;;;;;;;;;;: : :::::::::: : : : : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;:;+: : :::::::: :::::::::::;;: : : : : : :::::;+:;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;: : : : :: : ::::::::::::::: : : : :∧_∧ :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::;;;
;;;;;;;;;;: : : : : : ::::::::::::::::: : : : :( );;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , ,,, ,,, , ,,( o ) ,, ,,, ,,, ,,,, ,,, ,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;; .;;;;;;;;;_,,,、、-‐'''"~ ~"'''‐-、、,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ゚;
;;;;;;;;;;;;;;_,,、-‐''"~ wii vii "゙ ww v ~"''‐-、,,;;;;;;;;;;;;;;;
,,、-‐''"~ wii wv "゙"゙ w "゙ iiv w w "''‐-、,,
wii ww "゙゙ ww iivw w wv "゙ w
町の灯は、暗《やみ》の中をまるで海の底のお宮のけしきのようにともり、
子供らの歌う声や口笛、きれぎれの叫《さけ》び声もかすかに聞えて来るのでした。
風が遠くで鳴り、丘の草もしずかにそよぎ、
ジョバンニの汗《あせ》でぬれたシャツもつめたく冷されました。
726:五、天気輪《てんきりん》の柱 (4)
08/06/21 18:37:23
>725
ジョバンニは町のはずれから遠く黒くひろがった野原を見わたしました。
そこから汽車の音が聞えてきました。
その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、
苹果《りんご》を剥《む》いたり、わらったり、いろいろな風にしていると考えますと、
ジョバンニは、もう何とも云えずかなしくなって、また眼をそらに挙げました
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
.: ::.゜゜゜゜・
..: :.゜゜。・。゜.゜. ...
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
"''~^~''^^"''~''"~^"'' "'' ' "''''^"'''~^'''^''^^"''~^~^'''^^"''~^~^'''^^
∧_∧ """ "";; "";; """;;
(●ё●)
"";; (つ⌒Y⌒() "";; "";;
Oへ_ ,ノ_,ノ
あああの白いそらの帯がみんな星だというぞ。
ところがいくら見ていても、そのそらはひる先生の云ったような、
がらんとした冷いとこだとは思われませんでした。
それどころでなく、見れば見るほど、
そこは小さな林や牧場やらある野原のように考えられて仕方なかったのです。
そしてジョバンニは青い琴《こと》の星が、三つにも四つにもなって、
ちらちら瞬《またた》き、脚が何べんも出たり引っ込《こ》んだりして、
とうとう蕈《きのこ》のように長く延びるのを見ました。
またすぐ眼の下のまちまでがやっぱりぼんやりしたたくさんの星の集りか
一つの大きなけむりかのように見えるように思いました。
☆☆つづく☆☆
727:現時点配役まとめ
08/06/21 18:40:51
(´○-○`)カンパネルラ
(●ё●)ジョバンニ
(*^ё^*)ジョバンニ母
(`(∞)´)ジョバンニ父
(*゚_,゚*)ブルカニロ博士・カンパネルラ父・先生
※兼役なのでイッコーのみ先出し
(*`.∀´*)ザネリ
728:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 18:43:56
ホウ…癒されるお
乙だお乙だお
729:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 22:25:17
..◇・。..☆*。
゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
゜゜・*:..。.。/'''''' '''''':::::::\.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎ |(●), 、(●)、.:|。◎★
◎☆◇| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|☆◇*.....。
゜゜・*:..。.| ´トェェェイ` .:::::::|*・。..:*・゜ ゜
\ |,r-r-| /
(__\`ニニ´/
(_羅)\ / [[コード]]
(*●v●)っ
c(,_u ノ ACT民@ラウンジから
<<シベリア>>さんと<<板名>>さんに
お花の差し入れでーす ラウンジに投票アリガ㌧
730:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 22:31:50
..◇・。..☆*。
゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
゜゜・*:..。.。/'''''' '''''':::::::\.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎|(●), 、(●)、.:|。◎★
◎☆◇| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|☆◇*.....。
゜゜・*:..。.| ´トェェェイ` .:::::::|*・。..:*・゜ ゜
∧_∧\ |,r-r-| /
(●ゝ●) \`ニニ´ /
( )∧∧\ / [[にぎやかし]]
と_)_(●ё●)っ
c(,_uノ ACT民@ラウンジから
<<ネトゲ実況>>さんと<<シベリア超速報>>さんに
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731:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/21 23:57:55
ギンテツAAすごいお
練炭厨の漏れも見に行きたいお…でもチケ激戦だから遠慮するお
732:六、銀河ステーション (1)
08/06/22 00:35:32
>726
そしてジョバンニはすぐうしろの天気輪の柱がいつかぼんやりした三角標の形になって、
しばらく蛍《ほたる》のように、ぺかぺか消えたりともったりしているのを見ました。
それはだんだんはっきりして、とうとうりんとうごかないようになり、
濃《こ》い鋼青《こうせい》のそらの野原にたちました。
いま新らしく灼《や》いたばかりの青い鋼《はがね》の板のような、
そらの野原に、まっすぐにすきっと立ったのです。
するとどこかで、ふしぎな声が、
銀河ステーション、銀河ステーションと云《い》う声がしたと思うと
いきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、
まるで億万の蛍烏賊《ほたるいか》の火を一ぺんに化石させて、
そら中に沈《しず》めたという工合《ぐあい》、
またダイアモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざと穫《と》れないふりをして、
かくして置いた金剛石《こんごうせき》を、誰《たれ》かがいきなりひっくりかえして、
ばら撒《ま》いたという風に、眼の前がさあっと明るくなって、
ジョバンニは、思わず何べんも眼を擦《こす》ってしまいました。
気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、
ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。
ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、
小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座《すわ》っていたのです。
車室の中は、青い天蚕絨《びろうど》を張った腰掛《こしか》けが、
まるでがら明きで、向うの鼠《ねずみ》いろのワニスを塗った壁《かべ》には、
真鍮《しんちゅう》の大きなぼたんが二つ光っているのでした。
☆☆つづく☆☆
733:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/22 19:53:36
彼氏にするならオジタソ
セフにしたいならバビタソ
添い遂げたいのがガウタン
ペットにしたいのはマオマオ
おかいものするならマキンタマソ
大好きなのはトモタソ
いい匂いなのはゲンキチャソニラタソ
チュッチュするならムライタソヒジキタソ
(´ー`)♪
734:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/23 02:41:02
65 名前:名無しさん? メェル:sage 投稿日:2008/06/23(月) 02:02:05 ID:???
イノウエは携帯のサイトにしか載ってなかた
URLリンク(box-corporation.jp)
携帯厨は見に行けそして画像持ってこい
735:六、銀河ステーション (2)
08/06/23 19:28:21
>732
すぐ前の席に、ぬれたようにまっ黒な上着を着た、
せいの高い子供が、窓から頭を出して外を見ているのに気が付きました。
_______________
|______________|
| | . |
| | . |
|. ∧_∧ | ∩_∩ .|
/ ( ●ё) | ( )\|
// / つ二二二二二と )\\
|||| (___⌒)) (⌒_ノ .||||
|||| ./ /し'______し'' \ ||||
||||/ / \ \.||||
|||| ̄|||| .... ... |||| ̄.||||
そしてそのこどもの肩《かた》のあたりが、
どうも見たことのあるような気がして、
そう思うと、もうどうしても誰だかわかりたくて、たまらなくなりました。
いきなりこっちも窓から顔を出そうとしたとき、
俄かにその子供が頭を引っ込めて、こっちを見ました。
∩_∩
(´○-○`)
( )
それはカムパネルラだったのです。
736:六、銀河ステーション (3)
08/06/23 19:29:19
>735
ジョバンニが、カムパネルラ、きみは前からここに居たのと云おうと思ったとき、
カムパネルラが
__________
| ∩_∩
| (○-○`) 「みんなはねずいぶん走ったけれども遅《おく》れてしまったよ。
|____( と )_ ザネリもね、ずいぶん走ったけれども追いつかなかった。」
/____( ( 、ノ____
| し'し'
と云いました。ジョバンニは、
(●ё●)。o(そうだ、ぼくたちはいま、いっしょにさそって出掛けたのだ。)
とおもいながら、「どこかで待っていようか」と云いました。
するとカムパネルラは、
(´○-○)「ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎《むか》いにきたんだ。」
カムパネルラは、なぜかそう云いながら、少し顔いろが青ざめて、どこか苦しいというふうでした。
するとジョバンニも、なんだかどこかに、何か忘れたものがあるというような、
おかしな気持ちがしてだまってしまいました。
∩_∩ ∧_∧
(l|ll´○-○)(●ё●`*) < ……
737:六、銀河ステーション (4)
08/06/23 19:30:22
>736
ところがカムパネルラは、窓から外をのぞきながら、
もうすっかり元気が直って、勢《いきおい》よく云いました。
________
| ∩_∩ 「ああしまった。ぼく、水筒《すいとう》を忘れてきた。
| (○∀○`) スケッチ帳も忘れてきた。
|___( ●と)_ けれど構わない。もうじき白鳥の停車場だから。
/___( ( 、ノ___ ぼく、白鳥を見るなら、ほんとうにすきだ。
| し'し' 川の遠くを飛んでいたって、ぼくはきっと見える。」
そして、カムパネルラは、円い板のようになった地図を、
しきりにぐるぐるまわして見ていました。
まったくその中に、白くあらわされた天の川の左の岸に沿って
一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。
そしてその地図の立派なことは、夜のようにまっ黒な盤《ばん》の上に、
一一の停車場や三角標《さんかくひょう》、泉水や森が、青や橙《だいだい》や緑や、
うつくしい光でちりばめられてありました。
ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。
( ●ё●)「この地図はどこで買ったの。黒曜石でできてるねえ。」
ジョバンニが云いました。
(○-○` )「銀河ステーションで、もらったんだ。君もらわなかったの。」
(´●ё●)「ああ、ぼく銀河ステーションを通ったろうか。
いまぼくたちの居るとこ、ここだろう。」
738:六、銀河ステーション (5)
08/06/23 19:31:12
>737
ジョバンニは、白鳥と書いてある停車場のしるしの、すぐ北を指《さ》しました。
「そうだ。おや、あの河原《かわら》は月夜だろうか。」
_______________
|______________|
| ...,、 -._,.- ─|
| .,..'' "´ |
|. ∧_∧ ,..‐´ ∩_∩ |
/ ( ●ё)っ (-○` )\|
// / つ二二二二●と )\\
|||| (___⌒)) (⌒_ノ ||||
|||| ./ /し'______し'' \ .||||
||||/ / \ \.||||
|||| ̄|||| .... ... |||| ̄.||||
そっちを見ますと、青白く光る銀河の岸に、銀いろの空のすすきが、
もうまるでいちめん、風にさらさらさらさら、ゆられてうごいて、波を立てているのでした。
┌────┐
│∩∩ |
│´○v) ∧_∧ .|
│ ) (*●v●) .|
└──∪─∪─┘
「月夜でないよ。銀河だから光るんだよ。」ジョバンニは云いながら、
まるではね上りたいくらい愉快《ゆかい》になって、足をこつこつ鳴らし、
窓から顔を出して、高く高く星めぐりの口笛《くちぶえ》を吹《ふ》きながら
一生けん命延びあがって、その天の川の水を、見きわめようとしましたが、
はじめはどうしてもそれが、はっきりしませんでした。
739:六、銀河ステーション (6)
08/06/23 19:31:55
>738
けれどもだんだん気をつけて見ると、そのきれいな水は、
ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼《め》の加減か、
ちらちら紫《むらさき》いろのこまかな波をたてたり、
虹《にじ》のようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き、
野原にはあっちにもこっちにも、燐光《りんこう》の三角標が、うつくしく立っていたのです。
遠いものは小さく、近いものは大きく、遠いものは橙や黄いろではっきりし、
近いものは青白く少しかすんで、或《ある》いは三角形、或いは四辺形、
あるいは電《いなずま》や鎖《くさり》の形、さまざまにならんで、
野原いっぱい光っているのでした。
ジョバンニは、まるでどきどきして、頭をやけに振《ふ》りました。
するとほんとうに、そのきれいな野原中の青や橙や、いろいろかがやく三角標も、
てんでに息をつくように、ちらちらゆれたり顫《ふる》えたりしました。
(*●∀●)「ぼくはもう、すっかり天の野原に来た。」ジョバンニは云いました。
(´●ё●)「それにこの汽車石炭をたいていないねえ。」
ジョバンニが左手をつき出して窓から前の方を見ながら云いました。
(○-○`)「アルコールか電気だろう。」カムパネルラが云いました。
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、
天の川の水や、三角点の青じろい微光《びこう》の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
740:六、銀河ステーション (7)
08/06/23 19:34:07
>739
「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。」
カムパネルラが、窓の外を指さして云いました。
線路のへりになったみじかい芝草《しばくさ》の中に、
月長石ででも刻《きざ》まれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いていました。
(*●ё●)「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」
ジョバンニは胸を躍《おど》らせて云いました。
(○-○`)「もうだめだ。あんなにうしろへ行ってしまったから。」
カムパネルラが、そう云ってしまうかしまわないうち、
次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。
と思ったら、もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんどうの花のコップが、
湧《わ》くように、雨のように、眼の前を通り、三角標の列は、
けむるように燃えるように、いよいよ光って立ったのです。
┌────‐┐
│ ∩_∩ .|
│(´○-○∧_∧ ..|
│( (●ё●) |
└──‐∪─∪─┘
URLリンク(up2.viploader.net)
☆☆つづく☆☆
741:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/23 19:41:01
素敵すぎるおおおおおおおおおおおおお
742:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/23 22:00:54
[[コード]]
/\
\ |
∩∩ 早くこっちおいでよwww V∩
(7ヌ) 人 (/ /
/ / (__) ∧_∧ .||
/ / (____) /⌒ヽ _(`ш´ *) ∧_∧ ||
\ \( *´ー`)―--(´○-○ ) ̄ ⌒ヽ (≧▽≦ ) //
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ、<< >> /~⌒ ⌒ /
| ラ |ー、 V / ̄| //`i << >> /
| ウ | | I / (ミ ミ) | |
| ン | | P | / \ | |
| コ | ) / /ω \| ヽ
/ ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ |
| | | / /| / レ \`ー ' | | /
743:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/23 22:22:06
>740
おおおおおおおヌゴイお
そしてせつないお
744:七、北十字とプリオシン海岸 (1)
08/06/23 22:58:51
>740
________
| ∩_∩ 「おっかさんは、ぼくをゆるして下さるだろうか。」
| (○-○`)
|___( と)_ いきなり、カムパネルラが、思い切ったというように、
/___( ( 、ノ___ 少しどもりながら、急《せ》きこんで云《い》いました。
| し'し'
ジョバンニは、
_______________________
________| / ああ、そうだ、ぼくのおっかさんは、
∧_∧ | | あの遠い一つのちりのように見える
(●ё●)| 。o ○ 橙いろの三角標のあたりにいらっしゃって、
___(つ )| \ いまぼくのことを考えているんだった。
_____ゝ⌒)⌒)_\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
し'し'´ | と思いながら、ぼんやりしてだまっていました。
「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸《さいわい》になるなら、どんなことでもする。
けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸なんだろう。」
カムパネルラは、なんだか、泣きだしたいのを、一生けん命こらえているようでした。
∧_∧ ? ∩_∩
( ´●0●) ? (○-○。´)
「きみのおっかさんは、なんにもひどいことないじゃないの。」
ジョバンニはびっくりして叫《さけ》びました。
「ぼくわからない。
けれども、誰《たれ》だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸なんだねえ。
だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。」
カムパネルラは、なにかほんとうに決心しているように見えました。
745:七、北十字とプリオシン海岸 (2)
08/06/23 23:01:39
>744
俄《にわ》かに、車のなかが、ぱっと白く明るくなりました。
見ると、もうじつに、金剛石《こんごうせき》や草の露《つゆ》や
あらゆる立派さをあつめたような、きらびやかな銀河の河床《かわどこ》の上を
水は声もなくかたちもなく流れ、
その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の射《さ》した一つの島が見えるのでした。
_
...| |
...__| |__
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... . . .;i;';."... ......| |
,.;i;';.,,;;`;;i`、.. ......| |
,.;;:。;:;;::、;;:。;:;;,. ...| |
,.,;:;;`;;i`:;:i;,|i!''"... ...| |
..... ""'|i!''''" i|!、....,........... .......,.,.......,..,.,,.,,. ...... .......,. ,.| | ......,..,........... ...,,. ...... .......,. ,.......,..,..... ..
'::',:'':';:,.,i|!、:.,"'`::'::',:'':'`::'::',:'':'` "'"' "'''.''' "'''.''" '::',:'':';:;..,"'`::'::',:'"'`"'''.''' "'''.''" '::',:'
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その島の平らないただきに、立派な眼もさめるような、白い十字架《じゅうじか》がたって、
それはもう凍《こお》った北極の雲で鋳《い》たといったらいいか、
すきっとした金いろの円光をいただいて、しずかに永久に立っているのでした。
「ハルレヤ、ハルレヤ。」前からもうしろからも声が起りました。
746:七、北十字とプリオシン海岸 (3)
08/06/23 23:03:11
>745
ふりかえって見ると、車室の中の旅人たちは、みなまっすぐにきもののひだを垂れ、
黒いバイブルを胸にあてたり、水晶《すいしょう》の珠数《じゅず》をかけたり、
どの人もつつましく指を組み合せて、そっちに祈《いの》っているのでした。
思わず二人もまっすぐに立ちあがりました。
∩_∩ ∧_∧
(○-○`)(●ё●;)
( つ ⊂ ⊃
カムパネルラの頬《ほほ》は、
(*○0○`*) < ハルレヤ、ハルレヤ。
まるで熟した苹果《りんご》のあかしのようにうつくしくかがやいて見えました。
747:七、北十字とプリオシン海岸 (4)
08/06/23 23:05:52
>746
そして島と十字架とは、だんだんうしろの方へうつって行きました。
向う岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、時々、やっぱりすすきが風にひるがえるらしく、
さっとその銀いろがけむって、息でもかけたように見え、
また、たくさんのりんどうの花が、草をかくれたり出たりするのは、
やさしい狐火《きつねび》のように思われました。
* ::;;;: o + :: :::::
. 。 o ゚ . ゚ :: * ::;;:: ゚
。 . * ::;;:: ゚ 。 ゚ ::;;;::
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┃ ゚ ::;;;:: ` :. ; ; ::::; o ゚
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。 o 〇
それもほんのちょっとの間、川と汽車との間は、すすきの列でさえぎられ、
白鳥の島は、二度ばかり、うしろの方に見えましたが、
じきもうずうっと遠く小さく、絵のようになってしまい、またすすきがざわざわ鳴って、
とうとうすっかり見えなくなってしまいました。
748:七、北十字とプリオシン海岸 (5)
08/06/23 23:07:30
>747
ジョバンニのうしろには、いつから乗っていたのか、
せいの高い、黒いかつぎをしたカトリック風の尼《あま》さんが、
▲▼▲
(´<_` )
∧_∧ ▲▼▲
(●ё●) ■■■
( ) ■■■
まん円な緑の瞳《ひとみ》を、じっとまっすぐに落して、
まだ何かことばか声かが、そっちから伝わって来るのを、
虔《つつし》んで聞いているというように見えました。
旅人たちはしずかに席に戻《もど》り、
二人も胸いっぱいのかなしみに似た新らしい気持ちを、
何気なくちがった語《ことば》で、そっと談《はな》し合ったのです。
_______________
|______________|
| | . |
| | . |
|. ∧_∧ | ∩_∩ .|
/ ( ●∀) | (○∀○`)\|
//と つ二二二二⊂ つ\\
|||| (___⌒)) (⌒_ノ .||||
|||| ./ /し'______し'' \ ||||
||||/ / \ \.||||
|||| ̄|||| .... ... |||| ̄.||||
749:七、北十字とプリオシン海岸 (6)
08/06/23 23:09:33
>748
(●ё●)「もうじき白鳥の停車場だねえ。」
(´○-○)「ああ、十一時かっきりには着くんだよ。」
早くも、シグナルの緑の燈《あかり》と、ぼんやり白い柱とが、
ちらっと窓のそとを過ぎ、それから硫黄《いおう》のほのおのような
くらいぼんやりした転てつ機の前のあかりが窓の下を通り、
________
....../.|..... |
.| |..... | 汽車はだんだんゆるやかになって、
.| |..... __ .......| 間もなくプラットホームの一列の電燈が、
.| |.../ .↑ \ .| うつくしく規則正しくあらわれ、
.| |..| └→ |....| それがだんだん大きくなってひろがって、
.| |...\__/ ..| 二人は丁度白鳥停車場の、
.| |..... | 大きな時計の前に来てとまりました。
.| |..... 二 | さわやかな秋の時計の盤面《ダイアル》には、
.| |..... 十 | 青く灼《や》かれたはがねの二本の針が、
.| |..... 分 | くっきり十一時を指しました。
.| |..... 停 | みんなは、一ぺんに下りて、
.| |..... 車 | 車室の中はがらんとなってしまいました。
.| |..... | 〔二十分停車〕と時計の下に書いてありました。
.| |..... | (●ё●)「ぼくたちも降りて見ようか。」
.| |..... | ジョバンニが云いました。
.| |..... | 「降りよう。」(○-○`)
二人は一度にはねあがってドアを飛び出して改札口《かいさつぐち》へかけて行きました。
ところが改札口には、明るい紫《むらさき》がかった電燈が、
一つ点《つ》いているばかり、誰《たれ》も居ませんでした。
そこら中を見ても、駅長や赤帽《あかぼう》らしい人の、影《かげ》もなかったのです。
750:七、北十字とプリオシン海岸 (7)
08/06/23 23:10:39
>749
二人は、停車場の前の、
水晶細工のように見える銀杏《いちょう》の木に囲まれた、小さな広場に出ました。
そこから幅《はば》の広いみちが、まっすぐに銀河の青光の中へ通っていました。
さきに降りた人たちは、もうどこへ行ったか一人も見えませんでした。
二人がその白い道を、肩《かた》をならべて行きますと、
二人の影は、ちょうど四方に窓のある室《へや》の中の、二本の柱の影のように、
また二つの車輪の輻《や》のように幾本《いくほん》も幾本も四方へ出るのでした。
そして間もなく、あの汽車から見えたきれいな河原《かわら》に来ました。
\_)) ! :|| ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;: カムパネルラは、
| l| l :| ∧_∧ |iiiiii;;;;; そのきれいな砂を一つまみ、
| |l l ト 、 (●ё●) |iii;;iiiii;; 掌《てのひら》にひろげ、
iwノ,,、l,いiへ, ( ).、.、、,,、,.,,,、,.、、iiw,,、,.、、,,,wノiiwiiiii; 指できしきしさせながら、
:;;';';...;..;:..:;,.,:;.: | | |,;. ∩_∩:.::;.:.;.:,;.:.:...;:..,:;.:,; .:.::;.:.;.;.; 夢《ゆめ》のように云っているのでした。
;.;..;;:,;.:.::;.:.;.;.;.. (__)_)(○-○`)ヽ0; ..:.;.;..;..;:.,.,:;.;.,;.:..;.
:;;';';..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:..,:;.:,; .:.::;.:│_と(_つ;.;.;..;...;.;..;..;:.,.,;:..;.;..;.. (´○-○)う
'""゙'"''"゙'""゙'"゙'""゙'"''"゙'"∪"゙'""゙'""""゙'""゙'""゙゙'""゙''"''" 「この砂はみんな水晶だ。
。 o ゚ ゚ :: * ::;;:: ゚ 中で小さな火が燃えている。」
。 * ::;;:: ゚ 。 ゚ ::;;;::
. ゚ :: . 。 ゚ ::;;;:: * ::;;;: ゙(●ё●)「そうだ。」
どこでぼくは、そんなこと習ったろうと思いながら、ジョバンニもぼんやり答えていました。
751:七、北十字とプリオシン海岸 (8)
08/06/23 23:11:41
>750
河原の礫《こいし》は、みんなすきとおって、たしかに水晶や黄玉《トパース》や、
またくしゃくしゃの皺曲《しゅうきょく》をあらわしたのや、
また稜《かど》から霧《きり》のような青白い光を出す鋼玉やらでした。
ジョバンニは、走ってその渚《なぎさ》に行って、水に手をひたしました。
けれどもあやしいその銀河の水は、水素よりももっとすきとおっていたのです。
それでもたしかに流れていたことは、二人の手首の、水にひたったとこが、
少し水銀いろに浮《う》いたように見え、その手首にぶっつかってできた波は、
うつくしい燐光《りんこう》をあげて、ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。
川上の方を見ると、すすきのいっぱいに生えている崖《がけ》の下に、
白い岩が、まるで運動場のように平らに川に沿って出ているのでした。
そこに小さな五六人の人かげが、何か掘《ほ》り出すか埋めるかしているらしく、
立ったり屈《かが》んだり、時々なにかの道具が、ピカッと光ったりしました。
「行ってみよう。」(´○-○)(●ё●)
二人は、まるで一度に叫んで、そっちの方へ走りました。
752:七、北十字とプリオシン海岸 (9)
08/06/23 23:13:00
>751
_,,___._,__,,_
|| ;; ,: ~i| その白い岩になった処《ところ》の入口に、
i| プリオシン海岸 : || 〔プリオシン海岸〕という、
|| purioshin ; |i 瀬戸物《せともの》のつるつるした標札が立って、
|| : ;; , |i 向うの渚には、ところどころ、
|i ̄ ̄~ ̄ ̄゛ ̄ ̄".|| 細い鉄の欄干《らんかん》も植えられ、
|| || 木製のきれいなベンチも置いてありました。
"゛ ̄ ̄ ̄`´⌒⌒~ ̄"゛ ̄ ̄~ ̄"゛⌒
(´○0○)?「おや、変なものがあるよ。」カムパネルラが、不思議そうに立ちどまって、
岩から黒い細長いさきの尖《とが》ったくるみの実のようなものをひろいました。
(●ё●)「くるみの実だよ。そら、沢山《たくさん》ある。
流れて来たんじゃない。岩の中に入ってるんだ。」
(´○-○)「大きいね、このくるみ、倍あるね。こいつはすこしもいたんでない。」
(●ё●)σ「早くあすこへ行って見よう。きっと何か掘ってるから。」
753:七、北十字とプリオシン海岸 (10)
08/06/23 23:14:17
>752
二人は、ぎざぎざの黒いくるみの実を持ちながら、またさっきの方へ近よって行きました。
左手の渚には、波がやさしい稲妻《いなずま》のように燃えて寄せ、
右手の崖には、いちめん銀や貝殻《かいがら》でこさえたようなすすきの穂《ほ》がゆれたのです。
∧_∧ だんだん近付いて見ると、一人のせいの高い、
(□∀□)<ww ひどい近眼鏡をかけ、長靴《ながぐつ》をはいた学者らしい人が、
と つ|⌒|⌒| 手帳に何かせわしそうに書きつけながら、
| | | ⌒ ⌒ 鶴嘴《つるはし》をふりあげたり、
(_(__) スコープをつかったりしている、三人の助手らしい人たちに
夢中《むちゅう》でいろいろ指図をしていました。
(□∀□)<ww 「そこのその突起《とっき》を壊《こわ》さないように。
スコープを使いたまえ、スコープを。
おっと、も少し遠くから掘って。
いけない、いけない。なぜそんな乱暴をするんだ。」
見ると、その白い柔《やわ》らかな岩の中から、大きな大きな青じろい獣《けもの》の骨が、
横に倒《たお》れて潰《つぶ》れたという風になって、半分以上掘り出されていました。
そして気をつけて見ると、そこらには、蹄《ひづめ》の二つある足跡《あしあと》のついた岩が、
四角に十ばかり、きれいに切り取られて番号がつけられてありました。
754:七、北十字とプリオシン海岸 (11)
08/06/23 23:17:25
>753
(´○-○)(●ё●) (□∀□)<ww
「君たちは参観かね。」
その大学士らしい人が、眼鏡《めがね》をきらっとさせて、こっちを見て話しかけました。
(□∀□)<ww
「くるみが沢山あったろう。
それはまあ、ざっと百二十万年ぐらい前のくるみだよ。ごく新らしい方さ。
ここは百二十万年前、第三紀のあとのころは海岸でね、この下からは貝がらも出る。
いま川の流れているとこに、そっくり塩水が寄せたり引いたりもしていたのだ。
このけものかね、これはボスといってね、おいおい、そこつるはしはよしたまえ。
ていねいに鑿《のみ》でやってくれたまえ。
ボスといってね、いまの牛の先祖で、昔《むかし》はたくさん居たさ。」
(○-○`;)(●ё●;)
755:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/23 23:34:22
507 名前:名無しさん? メェル:sage 投稿日:2008/05/26(月) 06:40:09 ID:???
(≧_≦)チーズスイートホームはじまったヨー
508 名前:名無しさん? メェル:sage 投稿日:2008/05/26(月) 06:41:25 ID:???
(´≧_≦)誤爆シチャッタ…でもチーカワユス
756:七、北十字とプリオシン海岸 (12)
08/06/23 23:39:47
>754
(´●ё●)「標本にするんですか。」
(□∀□)<ww
「いや、証明するに要《い》るんだ。
ぼくらからみると、ここは厚い立派な地層で、
百二十万年ぐらい前にできたという証拠《しょうこ》もいろいろあがるけれども、
ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、
あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかということなのだ。
わかったかい。けれども、
(○-○`;)(●ё●;)
(□Д□)<ww
おいおい。そこもスコープではいけない。
そのすぐ下に肋骨《ろっこつ》が埋もれてる筈《はず》じゃないか。」
(´○-○)(●ё●;) 大学士はあわてて走って行きました。
757:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/24 07:49:21
エースゴイスゴイスゴイお
これ全部自分で考えてるのかお?
毎日楽しみにしてるおガンガッテね!!
758:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/24 08:05:29
>757
ええええゆとりなのかお?それとも顔文字のことをいってるのかお?
759:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/24 09:17:44
ついにJRキタお
カワユスだお
760:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/24 11:24:59
>756
(´○-○)「もう時間だよ。行こう。」
カムパネルラが地図と腕時計《うでどけい》とをくらべながら云いました。
(-ё-)゛「ああ、ではわたくしどもは失礼いたします。」
ジョバンニは、ていねいに大学士におじぎしました。
(□∀□)ノシ<ww「そうですか。いや、さよなら。」
大学士は、また忙《いそ》がしそうに、あちこち歩きまわって監督《かんとく》をはじめました。
二人は、その白い岩の上を、一生けん命汽車におくれないように走りました。
そしてほんとうに、風のように走れたのです。息も切れず膝《ひざ》もあつくなりませんでした。
こんなにしてかけるなら、もう世界中だってかけれると、ジョバンニは思いました。
∧_∧ ∩_∩
ミ (●∀●) (○v○`)
ミ (つ ⊃⊂ て)
ミ 人 Y 人 Y
(_(__) (_(__)
そして二人は、前のあの河原を通り、改札口の電燈がだんだん大きくなって、
間もなく二人は、もとの車室の席に座《すわ》って、いま行って来た方を、窓から見ていました。
☆☆つづく☆☆
761:八、鳥を捕《と》る人 (1)
08/06/24 19:31:34
>760
「ここへかけてもようございますか。」
がさがさした、けれども親切そうな、大人の声が、二人のうしろで聞えました。
(●ё●)?(○-○`)
それは、茶いろの少しぼろぼろの外套《がいとう》を着て、
白い巾《きれ》でつつんだ荷物を、二つに分けて肩に掛《か》けた、
赤髯《あかひげ》のせなかのかがんだ人でした。
_______________
|______________|
| | . |
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|. ∧_∧ | ∩_∩ .|
/ ( ●ё) | (○-○`)\
// / つ ∧_∧二二と )\\
|||| (___⌒)) (・α・ ) (⌒_ノ .||||
|||| ./ /し'__( )__し'' \ ||||
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|||| ̄|||| .... (_(__) ... |||| ̄.||||
(●ё●)゙「ええ、いいんです。」
ジョバンニは、少し肩をすぼめて挨拶《あいさつ》しました。
その人は、ひげの中でかすかに微笑《わら》いながら
荷物をゆっくり網棚《あみだな》にのせました。
ジョバンニは、(´●ё●)なにか大へんさびしいようなかなしいような気がして、
だまって正面の時計を見ていましたら、ずうっと前の方で、
硝子《ガラス》の笛《ふえ》のようなものが鳴りました。
汽車はもう、しずかにうごいていたのです。
762:八、鳥を捕《と》る人 (2)
08/06/24 19:32:27
>761
カムパネルラは、 (○-○`≡´○-○) 車室の天井《てんじょう》を、あちこち見ていました。
その一つのあかりに黒い甲虫《かぶとむし》がとまってその影が大きく天井にうつっていたのです。
( *・α・ ) )) 赤ひげの人は、なにかなつかしそうにわらいながら、
ジョバンニやカムパネルラのようすを見ていました。(●ё●)(○-○`)
汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、かわるがわる窓の外から光りました。
赤ひげの人が、少しおずおずしながら、二人に訊《き》きました。
( ・α・ )「あなた方は、どちらへいらっしゃるんですか。」
(●ё●`)「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答えました。
( ・α・ )゙「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
(○-○´*)「あなたはどこへ行くんです。」
カムパネルラが、いきなり、喧嘩《けんか》のようにたずねましたので、
ジョバンニは、思わずわらいました。(´●∀●) ))
すると、向うの席に居た、尖った帽子をかぶり、
大きな鍵《かぎ》を腰《こし》に下げた人も、ちらっとこっちを見てわらいましたので、
カムパネルラも、つい顔を赤くして笑いだしてしまいました。 (( (○∀○`*)
ところがその人は別に怒《おこ》ったでもなく、頬《ほほ》をぴくぴくしながら返事しました。
( ・α・ )「わっしはすぐそこで降ります。わっしは、鳥をつかまえる商売でね。」
(●ё●)「何鳥ですか。」
( ・α・ )「鶴や雁《がん》です。さぎも白鳥もです。」
(○-○`)「鶴はたくさんいますか。」
( ・α・ )゙「居ますとも、さっきから鳴いてまさあ。聞かなかったのですか。」
(●ё●)(○-○`)「いいえ。」
( -α- )∩「いまでも聞えるじゃありませんか。そら、耳をすまして聴《き》いてごらんなさい。」
763:八、鳥を捕《と》る人 (3)
08/06/24 19:33:24
>762
二人は眼《め》を挙げ、耳をすましました。∩(●ё●)(○-○`)∩
ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの風との間から、
ころんころんと水の湧《わ》くような音が聞えて来るのでした。
(●ё●)「鶴、どうしてとるんですか。」
( ・α・ )「鶴ですか、それとも鷺《さぎ》ですか。」
(´●ё●)「鷺です。」ジョバンニは、どっちでもいいと思いながら答えました。
( ・α・ )「そいつはな、雑作《ぞうさ》ない。さぎというものは、みんな天の川の砂が凝《こご》って、
ぼおっとできるもんですからね、そして始終川へ帰りますからね、川原で待っていて、
鷺がみんな、脚《あし》をこういう風にして下りてくるとこを、そいつが地べたへつくかつかないうちに、
ぴたっと押《おさ》えちまうんです。するともう鷺は、かたまって安心して死んじまいます。
あとはもう、わかり切ってまさあ。押し葉にするだけです。」
(●ё●)「鷺を押し葉にするんですか。標本ですか。」
( ・α・ )「標本じゃありません。みんなたべるじゃありませんか。」
(´○-○)゙?「おかしいねえ。」カムパネルラが首をかしげました。
( ・α・ )「おかしいも不審《ふしん》もありませんや。そら。」
________________|
∧_∧ ゝ´ミ ∧_∧ | その男は立って、網棚から包みをおろして、
( ・α・ ) (( (●O● ) | 手ばやくくるくると解きました。
_γ⌒ヽo ⊃( ⌒彡__(⊃ )| 「さあ、ごらんなさい。いまとって来たばかりです。」
__ゝ __ノ ) )_ \\__ゝ⌒)⌒)_\
し'し'´ し'し'´ |
「ほんとうに鷺だねえ。」二人は思わず(●0●)(○o○`)叫《さけ》びました。
まっ白な、あのさっきの北の十字架《じゅうじか》のように光る鷺のからだが、
十ばかり、少しひらべったくなって、黒い脚をちぢめて、
浮彫《うきぼり》のようにならんでいたのです。
764:八、鳥を捕《と》る人 (4)
08/06/24 19:34:18
>763
(´○-○)っゝ´ミ 「眼をつぶってるね。」
カムパネルラは、指でそっと、鷺の三日月がたの白い瞑《つぶ》った眼にさわりました。
頭の上の槍《やり》のような白い毛もちゃんとついていました。
( ・α・* )「ね、そうでしょう。」
鳥捕りは風呂敷《ふろしき》を重ねて、またくるくると包んで紐《ひも》でくくりました。
(●ё●)。o(誰《たれ》がいったいここらで鷺なんぞ喰《た》べるだろうとジョバンニは思いながら訊きました。
「鷺はおいしいんですか。」
゙( ・α・ )「ええ、毎日注文があります。しかし雁《がん》の方が、もっと売れます。
雁の方がずっと柄《がら》がいいし、第一手数がありませんからな。そら。」
鳥捕りは、また別の方の包みを解きました。
すると黄と青じろとまだらになって、なにかのあかりのようにひかる雁が、
ちょうどさっきの鷺のように、くちばしを揃《そろ》えて、少し扁《ひら》べったくなって、ならんでいました。
∧_∧ 「こっちはすぐ喰べられます。どうです、少しおあがりなさい。」
( ・α・ ) 鳥捕りは、黄いろな雁の足を、軽くひっぱりました。
(っゝ゚ ) つ/ するとそれは、チョコレートででもできているように、すっときれいにはなれました。
「どうです。すこしたべてごらんなさい。」鳥捕りは、それを二つにちぎってわたしました。
ジョバンニは、ちょっと喰べてみて、(なんだ、やっぱりこいつはお菓子《かし》だ。
チョコレートよりも、もっとおいしいけれども、こんな雁が飛んでいるもんか。
この男は、どこかそこらの野原の菓子屋《かしや》だ。
けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、この人のお菓子をたべているのは、大へん気の毒だ。)
〇o。(´●~●) )) (○~○`)゙
とおもいながら、やっぱりぽくぽくそれをたべていました。
765:八、鳥を捕《と》る人 (5)
08/06/24 19:35:38
>764
( ・α・ )「も少しおあがりなさい。」鳥捕りがまた包みを出しました。
ジョバンニは、もっとたべたかったのですけれども、
(●ё●)「ええ、ありがとう。」と云《い》って遠慮《えんりょ》しましたら、
鳥捕りは、こんどは向うの席の、鍵《かぎ》をもった人(●ゝ●)に出しました。
∧_∧ ゝ゚ミ _____,、―-、
( ・α・)(( | (_二ニ=っ
( っ( ⌒彡 (●ゝ● )
| | | \\__( と )_
(__)_)/____ ( ( 、ノ____
| し'し'
( ●ゝ●)「いや、商売ものを貰《もら》っちゃすみませんな。」その人は、帽子《ぼうし》をとりました。
( ・α・ )「いいえ、どういたしまして。どうです、今年の渡《わた》り鳥《どり》の景気は。」
(*●ゝ●)「いや、すてきなもんですよ。一昨日《おととい》の第二限ころなんか、
なぜ燈台の灯《ひ》を、規則以外に間〔一字分空白〕させるかって、
あっちからもこっちからも、電話で故障が来ましたが、なあに、こっちがやるんじゃなくて、
渡り鳥どもが、まっ黒にかたまって、あかしの前を通るのですから仕方ありませんや。
わたしぁ、べらぼうめ、そんな苦情は、おれのとこへ持って来たって仕方がねえや、
ばさばさのマントを着て脚と口との途方《とほう》もなく細い大将へやれって、
斯《こ》う云ってやりましたがね、はっは。」
☆☆つづく☆☆