ロリショタバトルロワイアル16at SUBCALロリショタバトルロワイアル16 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト781:名無しさん@お腹いっぱい。 08/01/27 20:54:07 NRc0w6VC 782:いのち の ぬくもり(前編) ◆sUD0pkyYlo 08/01/27 20:54:27 9+qy21K1 「……誰かがいるわ。戦いに備えて」 「殺し合いに乗っているの?」 「分からない。私が先行して接触する。リルルはちょっと下がって周囲を警戒して」 この相手、気配を殺すことに関しては素人だが、だからといって脅威でないとは限らない。 正規の訓練を受けてないのは確かだろうが、この島には魔法使いのような常識外の存在もいるのだ。 相手が身を隠している「つもり」なら、その意図を考えなければならない。 単に怯えているのか、それともこちらの不意を討とうとしているのか、慎重に見極めなければならない。 こちらの存在に気付き、なお隠れながら接近してくる以上、敵である可能性が高いのだろうが……。 (もう、あんなミスは繰り返したくないしね……) 彼女は苦々しい自戒と共に、日没前の最後の戦闘を思い出す。 野比のび太の稚拙な嘘に踊らされ、シャナと無益な戦いを演じてしまったあの一戦。 もう少しで無実のシャナを殺し、「殺し合いに積極的な」のび太を助けてしまうところだった。 あんな失態は、何度も繰り返すわけにはいかない。 過去に殺めた2人の素性や事情を知らないトリエラは、しかしだからこそ「同じミスを繰り返さないこと」を誓う。 相手に戦う意思が無いなら、トマの時のように情報交換をすることも出来るだろう。 相手が戦うつもりなら、倒してしまえば『3人目』だ。武器弾薬を探しに行く手間も省ける。 見極めが肝心だ。相手の出方によって、取るべき行動も得られるものも全く変わってくる。 トリエラは同行者をその場に残し、1人で旅館の建物に近づく。 リルルにはその辺りの複雑な判断は無理だ。頭が悪いわけではないが、あまりに常識が欠け過ぎている。 第三者の乱入、敵による挟撃などに対する一応の備えとして、周囲の警戒だけ軽く頼んで先行する。 いつでも拳銃やナイフを抜くことのできる構えで、彼女はそのまま歩を進めて、 「――出てきなさい。そこに居るのは分かってる」 「ッ!!」 「10秒待つわ。その間に出てこなかったら、容赦なく撃つ。出てきてくれたら、攻撃はしない」 大きな旅館の玄関前。 柱の影、息を飲んだ気配に対し、トリエラは冷たく言い放った。 できれば相手の真意を確認したいから、奇襲は仕掛けない。弁明の機会は与えてやる。 その代わり、主導権は決して渡さない。 指示に従えないようなら、たとえ殺し合いに乗っていなかったとしても多少の怪我は覚悟して貰おう。 そのまま心の中でゆっくり数字を数え始める。 10……9……8……まだ出てこない。 7……6……5……トリエラは拳銃を静かに抜き、安全装置を解除する。 4……3……2……交渉決裂か。トリエラは一気に飛び出して敵を仕留めるべく、身体のバネを溜めて、 1……ゼロ、と心の中で呟こうとした、まさにその瞬間。 今にも泣き出しそうな表情をした少女が、ゆっくりとトリエラの前に姿を現した。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch