07/09/19 00:02:39 P/HAcqDa
>>425
「必要悪」については自分も辞書でちゃんと調べた言葉ではない上、旧モラリストさんと意
見交換する上で必要以上に唱えてしまい、言葉だけを先走らせてしまう結果となってしまい
ました。この点についてまずお詫び申し上げます。
ただ、「必要悪」という言葉について、これ以上の意見交換はきりがないので控えさせてい
ただきます。
ここで改めて自分の意見をモラリストさんに述べさせていただきたいと思います。
一言で言えば、旧モラリストさんがご推測の通り、「モラル云々をお互い言い合える立場で
ない」ということです。ただ、そんなことを言ってたら廃墟探索はできません。したがって
お互い謙虚にいきたいですねということが言いたいのです。
>>パパさん
勘違いされては困るのですが、破壊していいとは思っていません。自分も落書や破壊が無く、
鳥肌が立つような素晴らしい物件が見られることを常に望んでいます。
破壊はもちろんいけないことです。これはモラル以前の問題なのはご承知の通りです。
その中で、自分がいいたかったのは、破壊を嫌っても実際にはDQNが開けた穴から我々が
内部に入ることができることがあるという事実を再認識していただきたかったのです。
パパさんは屁理屈だとおっしゃるかもしれません、そのあたり自分はどちらでも結構です。
ただ、納得できるできないは別として、自分が考えていることはこういうことだということ
だけでも伝われば幸いです。
>>424
人為的破壊を自然的破壊と定義づける件については個人のお考えということなので、自分は
なんとも申し上げようがありません。ただ、自分は、その元ネタが口コミであれ、何であれ、
人為的破壊は人為的破壊だと思っています。自然崩壊とは確実に異なります。
せっかくご意見をお伺いしたので、自分の意見を述べさせていただきたいと思います。
自分は「ニッポンの廃墟」が廃墟マニアにとって、とても有用な本だと思っています。
そして当然ながら、ニッポンの廃墟は廃墟の破壊を推奨するものではありません。しかし、
否定にまわるあまり、「ニッポンの廃墟=DQN」、もしくは「ニッポンの廃墟=破壊」と
いうイメージを持ってしまっている方もいるのではないでしょうか?
感情的な部分を取り払って、もう一度考えてみてください。100%満足できるとは言いが
たいかもしれません、でも色々新しいことにチャレンジしていると思いませんか。
資料集的な本が好きで、廃墟初心者の自分にとっては、とても読み応えがある本です。
初めて原稿を見た時は本当にすごい本だと思いました。
どれだけのDQNがこの本を用いて、廃墟に足を向けるか自分には分かりません。
しかし明確な理由こそありませんが、自分はそれほど爆発的に増えるとは思っていません。
そして、そのリスクを負ってでも、出版される有効性が「ニッポンの廃墟」にはあると思っ
ています。
DQNについては、本があろうがなかろうがやってきます。不必要な破壊を防ぐための啓蒙
運動も分かります。でも、実体がありそうでなさそうな「廃墟界」、(今回のスレとは関係
ありませんが)それは限られたパイ故か、どこか「独占願望」や「妬み」すら感じられます。
また、説得力があっても何か不自然な不文律は、廃墟初心者にとって「排他的」を感じさせ、
更に常連の方々を縛ってしまっているのではないでしょうか。
ここは一度、単純にニッポンの廃墟を責めるのではなく、新しい方向性も交えた上で、考え
ていけたらいいと思います。