ロリショタバトルロワイアル13at SUBCALロリショタバトルロワイアル13 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト673:名無しさん@お腹いっぱい。 07/10/15 19:14:42 PUCyvFSS 674:名無しさん@お腹いっぱい。 07/10/15 19:15:05 iDD2WFCb 675:名無しさん@お腹いっぱい。 07/10/15 19:15:17 qiOTB6eM 676:少し遅い(前編6/8) ◆JZARTt62K2 07/10/15 19:15:53 EFQEoYNx チアキのことを教えても教えなくても、特に重要な意味はない。 それならば、チアキが姿を隠す理由はないはずだった。 ……しかし、太一の主張にチアキは首を振る。 「それは、誰が確かめたんだ?」 「誰が、って……」 「誰が、あいつが殺し合いに乗っていないと確認したんだ?」 チアキは、感情の灯っていない声で淡々と続ける。 「嘘を吐いてるだけかもしれない。殺意を隠しているだけかもしれない。善人のふりをしているだけかもしれない。 どうして、殺し合いに乗っていないと断言できる? そう信頼するほど、太一はあいつを知っているのか?」 弥彦の無実を『N』に聞いただけの太一は、反論することができない。 太一自身が弥彦と真正面から向き合ったのは、実際、先程の交渉が初めてだったのだ。 何も言えない太一に向かって、チアキは言葉を重ねる。 「まあいいや。仮にあいつが殺し合いに乗っていなかったとしよう。 でも、その考えがずっと変わらないと、どうして言い切れるんだ? 脱出は無理だと諦めて、優勝を目指すことにしたかもしれない。人が死ぬのを目の当たりにして、常識が崩壊したかもしれない。 ――人を殺してしまって、吹っ切れたかもしれない」 徐々にチアキは、言葉に感情を上乗せしていく。 何かを、訴えるように。 「人間なんて、いくらでも変わるんだ。 なのにッ、あいつが殺し合いに乗っていないと、どうして断言できるんだよッ!」 最後は、ほとんど叫び声になっていた。悲痛さを滲ませた残響が、タワーの内部に広がって、消えた。 平坦な表情をした少女の姿は既になく、唐突に感情を昂ぶらせた“参加者”だけが、非難するように太一を睨みつけている。 目に涙すら浮かばせたチアキを前に、太一は言葉を選ぶように沈黙していたが、やがて、静かに口を開いた。 「落ち着け、チアキ。その理論でいくと、俺もお前も殺し合いに乗ってることになっちまうぞ?」 「…………」 黙りこくるチアキを無視して、太一は徐々に声のトーンを上げていく。 雪山の遭難者を諭すように、熱く。そして、力強く。 「疑心暗鬼は、ジェダの思う壺だ。こんな罠に引っかかってちゃ、アイツを倒すことなんてできない―― ……だから! ジェダを倒すためには、お互いに信頼し合わないとダメなんだよ!」 きっぱりと言い切った太一は、両手でチアキの肩を掴んだ。 ビクリと震えるチアキに構わず、放つ言葉に勇気を宿らせる。 「チアキ、一人で戦うな! ジェダを倒さなきゃ、俺達は生き延びることはできないんだ! 敵の力は強大だけど、皆の力を合わせれば絶対勝てる! だから、信じるんだ!」 デビモン、エテモン、ヴァンデモン、ダークマスターズ…… 太一が今まで戦ってきた敵は皆、絶望的なまでに強大な力を持っていた。 たった一人で立ち向かっていたとしたら、間違いなく敗北していただろう。 だが、太一は勝った。 光子郎の知識を駆使し、空の愛情に助けられ、丈の誠実さで皆をまとめ、ミミの純真さで仲間を募り、 ヒカリの示す光を目印にして、タケルの掲げる希望を信じ、ヤマトの友情を力に変え、太一の勇気であらゆる困難を突破してきたのだ。 一人では倒せない敵も、皆で戦えば必ず倒せる。 太一は、そう信じていた。 ――そしてチアキは、そう信じていなかった。 「……もういい」 元の無表情に戻ったチアキは、肩に置かれた太一の手を振り払うと、くるりと踵を返した。 「チアキ!」 「邪魔したな。私はそろそろ行くことにするよ」 机の上の食料や支給品を、自分の分だけランドセルに戻しながら、チアキは別れの言葉を口にする。 太一の存在を無理矢理無視しているかのような、厳然とした拒絶。 ひび割れた貝殻のように、触れれば壊れてしまいそうな、危うい拒絶。 太一は、黙々と出発の準備を始めたチアキに更に声をかけようとして――やめた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch