08/06/25 06:40:56 xBlXz/oo
「外見気にせず家事する主婦は消え…おひとりさま女性の時代。親元に住む独身者、90%が結婚望むも…できず」
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
二〇〇〇年の日本は、社会学者の上野千鶴子さん風の「おひとりさまの時代」を迎えたようです。
同年の二十代後半女性の未婚率は54%で三十年前の三倍、半数が未婚です。三十代前半
だと女性の三人に一人、男性だと二人に一人が未婚です。
仕事に生きがいを求めたり、気ままな暮らしが手放せなかったりの多様な生き方が可能に
なりました。背中合わせの孤独については孤独と正面から向き合うことが人生を豊かにするとの
教えも少なくありません。
曽野綾子さんは著書の「人生の後半をひとりで生きる言葉」のなかで一人で生きる
姿勢の大切さを語り、多くの励ましの言葉を贈っています。
上野さんは「おひとりさまの老後」で楽しく生きるためのノウハウを伝授してくれています。
孤独への深い自覚が他者への共感となるようです。
おひとりさまの時代の自由な選択とは別に、深刻なのは若者たちの周辺に、非正規雇用や
低賃金、長時間労働の増大で、結婚したくてもできない、子供を産みたくても産めない、
憂うべき状況が生まれていることです。
親元で暮らす二十-三十四歳の独身者は千百四十万人。その90%が結婚を望みながら
していないのが現況なのです。若者たちに雇用と賃金、育児への支援がなければ国が
滅びかねません。
この国が生きるに値するかどうか。そして、時代がめぐって再び主婦の時代が来ないとも
限りません。二人以上の子供が欲しいという若者の願望は変わっていないのですから。(以上、一部略)