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性的虐待:娘らに暴行加えた父に懲役12年の実刑 長野
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自分の娘数人に性的暴行を加えたとして、強姦罪などに問われた長野県内の無職男(38)に対し、
長野地裁上田支部(川口泰司裁判長)は28日、懲役12年(求刑・懲役15年)を言い渡した。
判決は「愛情の場である自宅内での人格を踏みにじる、身勝手で卑劣な行為」と断じた。
判決によると、男は今年5月~7月、いずれも自宅内で娘にそれぞれ性的暴行を加えた。
男は娘が幼いころからしつけと称して暴行を加え、03年ごろからわいせつ行為を始めた。
04年ごろから、(同居している)妻の目の及ばないところで娘に性的暴行を加えるようになったという。
川口裁判長は「思春期に受けた肉体的、精神的などの苦痛の影響は計り知れず、将来への影響も大きい」と述べた。
事件は被害を受けた娘が学校に相談して発覚。市を通じて県警に通報して、男は今年8月、強姦容疑などで逮捕された。
公判で男は起訴事実を認めていた