07/08/26 17:50:15 aUiZxf1Q
太陽であった。今は輝きを失い見る影も無い。
男達は女性を敬愛していた。女性は安らぎと力を与えてくれた。
しかし、今、その力は消え失せ、かわりに苦しみをもたらす奴らが増殖を始めた。
人を傷つけることを喜びとする、壊れた奴らである。
奴らは悲しみを食い物とし、幸福を破壊することに喜びを見出す。
合言葉は「自分らしく」。その旗印の名の下に破壊を繰り返す。
人々の気持ちなど考えもしない。
しかし、その行為によって奴らはますます輝きを失う。
神の天罰が下されたのだ。
奴らはさらに暴走を始める。人々の心を踏みにじる。
奴らにとって、他人の幸福は最大の苦しみで、あってはならないのだ。
しかし、すべての幸福を破壊できないと知る。
そこで奴らは自分自身を正当化するために、男を否定し憎みだす。
取れなかったブドウはきっとおいしくないのだと。
そんな男と結ばれた女はかわいそうな人なのだ。と本気で思い込む。
幸せな家庭に呪いの言葉をかける。
「旦那はあなたのことなんか愛していないのよ、かわいそうに」
「家庭に縛られて自分のやりたいこともできないなんて…」
次に怒りの矛先が男へ向かう。
陰湿なイヤミ。さまざまな罠。心を許した隙に気づけば周りは地雷原。
そして、狂った裁判にかけられ人生を破壊される
家族の崩壊。社会の荒廃。堕落する芸術。
子供達は絶望し生きることをやめる。
しかし、それでも奴らは破壊をやめない。もう輝きは完全に失った。
男達がこの危機を察知する。血まみれになりながらも女を愛し続ける。
しかし、男達がいくら女を愛しても、すでに時は遅かった。
女は男と一体化する能力を失っていた。
女達は男を操る術を血眼になって獲得し、男と女が一つになる術を捨てたのだ。