07/08/18 22:13:04 yhF+C/tm
>>682
同感。
「見て見ぬフリ」って日本人特有の国民性なんだろうか？
実体験で恐縮だが、駅構内で頭から血を流して倒れていた男性が居て、その男性を円を描き、かなりの数の人々が呆然と囲んでいて、「きっと誰かが救急車呼んでる筈」と思って通り過ぎた。
が、急に恐ろしくなり、駅員に現状を話し、救急車呼んでるか確認したら「えっ！？」ってその駅員が神妙な面持ちで、携帯で話しながら階段かけ降りていった。
もしかしたら、その時初めて救急車呼んだのかもしれない。
長渕の昔のドラマのじゃないけど、当時感じた、都会の人々の傍観の心理を目の当たりにして心底恐ろしくなった。
倒れている男性を見て、つくづく、明日は我が身だと実感した。
コンクリ事件とは大分違えど、日時生活の小さな場面から「誰かが何とかしてくれる」という『傍観の姿勢』と「関わりたくない」という『見てみぬフリ』の悪しき習慣を捨てないと、コンクリ事件のような惨事は無くならないと思った。
この事件に触れて、本来尊い命でさえ、関わった人間や私達の認識や行動次第で、軽く捉えられ、軽率に扱われてしまうんだなと思った。
そして、日常の中で、出来るだけ、傍観に徹しないよう、自分にも言い聞かせるきっかけになった。
一時の保身優先で「見て見ぬフリ」で惨事を招き、一生、良心に苛まれるなら、ちょっとの勇気は、大きな勇気になると思う。
犯人達の非道さだけに焦点があてられるが、周囲の傍観に徹した姿勢からも、私達は何か学ばないと、彼女の死は本当に無駄で報われない物になってしまうと思った。