07/11/15 03:50:16 qcgIkRuW
まだ幼稚園にあがる前だから3、4歳くらいかな?
近所のわりと広い公園で遊んだあと、友達もいなくなってしまったので帰ろうとしたら
黒いリュック?を持った大学生くらいのお兄さんが声かけてきてさ。
1日中町内を走り回ってるようなガキだったから、まだ遊びたりなくて、
「ちょっとおいで」みたいなこと言われて、公園の周囲に生えてる植木の間についていった。
民家が密集してるけど、夕飯時で誰も通らないし、ほとんどの家は公園側に窓なんてない。
お兄さんはたぶん町内でも奥のほうに住んでいた人だから、人気がなくなるの知ってたと思う。
服を着せられて、お兄さんが公園の反対側から「またね」って手を振ってきて、
私も手を振り返すんだけど、そこまで思い出すと急激に恐怖が襲ってくる。
紫の混じった夕方の空の色がいまでも鮮明なんだよね…。
そのせいか、いまでも夕方に外を歩いていると、ひとりなのに
追い詰められるような息苦しさがあって、普通に歩いていても家に着くと
ものすごく心臓がバクバクいって呼吸が乱れたりする。
18くらいになるまでぜんぜんおぼえてなくて、好きな人と付き合っても
抱きしめられたり体に触られたりするのが苦手で、怖くて、触れ合いたいって気持ちは
あるんだけど、自分から抱きついたり触れることもすごく怖くてできなかった。
付き合ってる人じゃなくても、そのお兄さんに似たタイプの人とは話せなくなる弊害もあった。
社会にでてから変だなと思ってて、ある日ふとしたきっかけで唐突に思い出した。
母親に話したら、確かに3歳くらいの時、そんな話を自分がしたらしい。
いまは冷静に話すこともできるんだけど、全身の血がひいていくような感じ。
なんにもわからない幼い子供でも、男性への恐怖感や嫌悪感がしっかり染み付くんだなと思った。
ちなみにいまでも男性はちょっと苦手です。