08/04/22 19:00:59 H7tKiI9H0
>>1 つづき
≪移動の必需品≫
キャンペーンのニュースが掲載された翌日の3月25日、産経新聞の読者サービス室に電話があった。
電話の主は3人の小さな子供を持つ母親。
「1人で子供を連れて移動することが多い。マナーの問題にするのではなく、女性専用車両のように、
ベビーカー専用の車両を設置してほしい。これでは病院にもいけない」と訴えた。
各鉄道事業者に先駆けて昨年からキャンペーンを行っているJR東日本によると、
1月から3月に寄せられたベビーカーに関する“声”380件のうち、7割強は
「ベビーカー利用のための安全対策とバリアフリーを進めてほしい」。
次に多いのが「手伝ってくれてありがとう」という駅員に対する感謝(15%)、
残りが「ベビーカーを折り畳むのをルール化してほしい」「周囲の人に、ベビーカーへの配慮を呼びかけてほしい」
などだった。
≪安全のために≫
ベビーカーのメーカーは、折り畳んで乗車するよう求めている。
乗降時にベビーカーが挟まれたり、急停車などの不測の事態で、
ベビーカーが保護者の手元から離れることが危惧されるからだ。
現実に事故も起きている。
昨年2月には、都内のJRの駅で、乗り込もうとした際にベビーカーの前輪が扉に挟まり、
電車がそのまま約20メートル進んだ。
9月には、堺市内の南海電鉄の駅で、先に降車した女性が後ろ向きでベビーカーを降ろそうとしたところ扉が閉まり、
取っ手部分が挟まれ、140メートル進んだ。
JR東日本によると、現在のところドアは高さ30センチ以下なら幅2センチ以上のものが挟まったときに感知できるが、
それ以上の高さでは感知できないという。
同社広報は「ドアの安全対策を進めると同時に、利用者もマナーを守っていただくことで、事故を防ごうということ。
必ずベビーカーを畳んで乗ってくださいということではありません」とキャンペーンの趣旨を説明する。