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佐賀県内の私立高校の2年生のクラスで昨年11月、
50歳代の女性教諭が自習の監督中、男子生徒(17)にキスを迫ったうえ、
首に約1週間のけがを負わせていたことが分かった。
生徒は登校すると重い頭痛などに悩まされるようになり、
適応障害と診断された。1月から休学している。
教諭は問題が起きる1か月前まで約5か月間、
うつ病で休職しており、問題発覚後に辞職した。
学校などによると、男子生徒が廊下の棚に置いていた
教科書を取って教室に戻ったところ、
女性教諭が「何で何も言わずに出て行くの」などと詰問。
男子生徒の首に両手を回してしがみつき、キスを迫った。
ふりほどこうとする生徒と床に倒れ、もみ合いになった際に生徒の
眼鏡が壊れ、上着のボタンも取れた。
生徒は約10分後に手をほどかれたが、首をねんざした。