08/03/21 08:29:15 UUHPq2vy0
流産した。おなかに新しい命が宿った心満たす違和感。
異物を感じさせるすさまじいつわり。それが辛くて辛くて、でも嬉しかった。
そこへ突然の腹痛。覚えのある痛み。まさか、と病院に行ったけど、その心配は的中。
折悪しく主人は単身赴任中、親は入院中でだれも助けてくれず、仕方なく上の子をつれて
行ったんだけど、まだ2歳だというのに、ことの重大さに気づいたのか、ずっとおとなしかった。
それもあって、上の子のことはほとんど忘れかけていた。
緊急手術が終わって、気づいたとき、思わず、「赤ちゃんは?」と聞いてしまった。
ダメだったからの手術だったのに。思わず泣き崩れた数秒後、上の子の泣き声に気づいた。
正直、意識が戻ってから、一度も上の子のことは思い出さなかったのよね。
どんなにか心細かっただろうに、かわいそうなことをしてしまった。
「ああ、私にはこの子がいるんだ」と胸のそこから熱くなった。
流産した子のことは一生忘れないけれど、今、ここにいる子こそ、大事に育てなければ…。
また妊娠するのは怖いし、まだ抵抗あるけれど、この子のためにも兄弟を
一日も早く作ってあげたい。年が離れすぎると、もう兄弟というより一人っ子ふたりに
なっちゃうし…。流産にひっかかって、時間を無駄に過ごすわけにはいかない、
と奮い立ったよ。かわいいかわいい子供のためにも、かわいいかわいい子供が
もう一人、できれば二人欲しい。ぜーーったい産む!