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2008/01/12-05:57
米社会で大人気のテコンドー=五輪正式競技化が普及を後押し
韓国の国技、テコンドーが米国社会に根付き、今や大人気を博している。
「わが子の精神修養に」と、道場を訪れる米国人の親は多く、
2000年のシドニー五輪から正式競技化されたことが普及を後押ししている。
「ハナ(1)トゥル(2)セ(3)…」。ビルの地下室に韓国語の掛け声が響く。
首都ワシントン近郊、バージニア州マクリーンのテコンドー道場「マウンテン・キム」では、
学校帰りの少年少女が連日、「型」の練習に汗を流す。
強さにあこがれる米国人にとって、マーシャル・アーツ(武道)は身近な存在だ。
空手と共に人気を二分するテコンドーの競技人口は、数百万人ともいわれる。
子供時代に一度は習ったという人は少なくない。
「集中力が付くと思って参加させました」。5歳の男児を道場に通わせる母親はこう語る。
しつけに親が頭を悩ますのは洋の東西を問わない。「マウンテン・キム」のキム・ミョンホー館長は
「わが子に規律を学ばせたいと思う親は多い」と言う。
子供を飽きさせない工夫もあるという。一定期間通うと、昇段試験が受けられる。
合格すると黄、青、緑、赤、茶といったカラフルな帯がもらえる。
米国オリンピック協会傘下の競技団体「USAテコンドー」のビル・ケリック広報部長は
「武道の五輪正式競技は柔道とテコンドーだけ。テレビ中継が人気を高めている」と話している。
(ワシントン時事)
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