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196 名前:マンセー名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/09(水) 01:01:57 ID:oEQpMihU
リニア新幹線のニュースをきっかけに、国土交通省のHPをうろついていたら、
ちょっと気になるものを見つけた。ちょっと危うい気がする。
「国土形成計画(全国計画)(原案)に対する意見募集」について
URLリンク(www.kokudokeikaku.go.jp)
というページで、国土交通省が、国土形成計画(国土の開発方針みたいなもの)の
原案についてパブリックコメントを1月15日まで募集しているわけだが、「計画の原案」の文中を見ていたら、
「新たな公」による地域づくりを進めるためには、その担い手の確保が不可欠
であり、担い手を構成する最も基本的な単位である個人が、世代、性別、職業、
国籍に関係なく、地域社会に対して積極的なかかわりを持つことが求められる。
(p29の2段落目のところ)
「新たな公」による地域づくりを実現するためには、多様な民間主体、特に個人
を、世代、性別、職業、国籍に関係なく、地域の担い手として育成し、確保する
ことが不可欠である。
(p114の真ん中 (1)参加意識の醸成、体験機会の充実 のところ)
世代や国籍を超えた地域内のコミュニケーションの強化を図るとともに、セミナ
ー、ワークショップ、シンポジウムの開催や、地元の各界で活躍している地域づ
くりの核となる人材が一堂に会する協議組織の編成を通じて、企業、NPO、
地域住民、外部の人材など多様な主体の緩やかな組織化を進める。
(p118の上から4行目)
と、「新たな公」とかいう概念 (行政とは別に地域の担い手になるらしい。
町内会の権限強化版?) を推進していくという項目の中に、
「国籍に関係なく」
という語句がこれ見よがしに書いてある。行政機関の文章なのに。
なんか、参政権付与の橋頭堡にされる危険性がある文章がこっそりと通されることになるかも。