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大昔はね、ハシタメ、近世は命婦・女儒と呼ばれるような身の回りお世話係りを
連れて入内したけど今の皇后様の時からそんなことは無くなった。
良子皇太后の娘時代にそんなお世話係りさんがいて、あそこは元々皇族だったから
お姫様で大事に育て上げて、自分の適齢期が過ぎてしまってようやくお嫁に行く
ことが決まってお暇を賜ると、良子女王がずっと口をきいてくれなくてやっと
きいてくれたと思ったら「お前はバカだね」だった。宮家の長女、正真正銘の
お姫様で聞き分けが良かったはずの良子女王も幼い時からのお世話係りが去って
しまうことに寂しさを感じていたらしい。 宮家を去るときに、お世話係りの
写真をもらってその後もなにかと相談の手紙を送っていたとか。
時代は下がって民主主義の時代になって、開かれた皇室として宮中のシステムも
合理化されてきたわけだけど、絶対的な階級の頂点として君臨する天皇家は
やっぱり育ちより氏のクォリティが必要なんじゃないかなと、良子皇太后の
エピソードを読むたびにつくづく思ってしまう。