07/12/15 11:47:10 V22f/xZL0
談合の件のブログ内容について少しだけ専門家として意見を述べます。
あれは妄想の類と判断しますよ。
TV、週刊誌、雑誌や小説などの聞きかじった情報をもとに、無関係の素人が創作したものでしょう。
一般の人は知らないでしょうが、工事価格（入札価格とは違います）なんてものは、国交省が決めているのです。
そしてその工事価格は2冊の本により積算されています。もちろん販売されている本です。
ですから、能力があれば工事予定価格を予測するのは容易いのですね。
もともと発注者（役所）の工事価格などはわかっているのですから、業者談合は業界内の力関係がものを言うのです。
スーパーゼネンコンである5社を尻目に中堅が談合で出し抜くことなどは、地元に根付いた地元業者の結束が固い談合組織がなければ不可能です。
このような組織がある場合は、発注金額においても特Aクラス（スーゼネ）が入札に参加できないような金額（おおよそ1億円以内）になるように工区分けされて発注されます。
そうなのですよ、地元業者が談合できるなんてのは官民が一体になって初めて出来る事なんですね。
スーゼネにおいても美味しいと思う工事には、子会社の規模の小さな会社に入札させることもあり、スーゼネ2者を出しぬくことなんてのは業者主導の談合では不可能に近いですよ。
願望を書きなぐったブログであり、ウソっぽいなあと感じた業界人は多いと思います。
私の発言内容は、私の妄想ですので追及しにでくださいね。あくまで私の脳内妄想の話ですから。