07/10/31 23:38:40 w9pxbZ+o0
テンプレから漏れたけど。
●代理出産は不妊治療ではなく、「高度生殖医療技術」
「代理母やAIDを使っての生殖は、
そのカップルの不妊の治療にはならないではないか。
なぜなら、彼ら二人の不妊性はそのまま残るかである。」
(ヤンソン[1989:108])
URLリンク(www.mukaiaki.com)
●不妊治療から高度生殖医療技術へ の歩み
1983 [豪] 提供卵による世界初の体外受精児誕生(Silver, 1997=1997: )
1983 [日] 東北大,鈴木により国内初の体外受精児誕生。
1986 [豪] 凍結卵による世界初の体外受精児誕生。しかし卵の凍結は損傷が激しく,成功例は少ない。
他に87年に独で1例。凍結精子とICSI法の組み合わせで1997年に伊と米で誕生。
(出口, 1999: 41-2),(Andrews, 1999=2000: 254)
1986 [米] 代理出産[HM] HMによる初の商業的代理出産
1990 [日] 日本人夫婦4組がアメリカの代理母斡旋業者の元で子を得ていたことが発覚(山海谷, 1991c: 60)。
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
世界初の商業的HM(ホストマザー)型代理出産児がようやく成人したぐらい。
アメリカでは出生のしかたからくるアイディンティクライシスにより自殺した代理出産児もでている話もある。
また、体外受精児の出生後の健康・心身発達に関する調査は2007年度に
厚生省が実地すると発表したばかりであり、
高度生殖医療技術が出生した子に及ぼす影響はいまだ未知数である。