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週刊朝日 2007.12.28
紀子さまを襲った体調異変 笑顔の裏にあった激務の日々
左手に走る痛みとしびれ―。秋篠宮妃紀子さまの体調に異変が表れたのは11月下
旬のことだという。12月には左肩から上腕にかけての痛みが加わる。
12月14日、宮内庁は、紀子さまが宮邸で最低1週間の安静治療に入ると発表した。
診断は「左手手根管症候群と頚椎椎間板症による神経根症」。悠仁さまの育児が原
因とみられている。
9月6日に満1歳になった悠仁さまの体重は約10㌔。いまもひとり歩きがやっとなので
、紀子さまは抱っこをする時間が多いはず。それが原因になったのか。
片岡治・神戸医療センター名誉院長はこう説明する。
「手首にある神経の圧迫が、指のしびれや痛みとなって表れるのが手根管症候群です
。たとえば、お母さんはひじや手首、指を曲げて赤ちゃんを抱っこしますね。何キロもの
体重を支えることで負担がかかり、手首の狭い場所にある神経を刺激することもある。
上腕や肩の痛みは、頚椎からくる神経根圧迫、もしくは筋肉疲労でしょう。抱きながら母
親が子供の顔をのぞき込む姿勢は、首から肩、腕と、上半身の筋肉に無理な負担がか
かります」
疲労も症状の原因になるという。紀子さまは女性皇族の“人手不足”もあって、出産直
後わずか1ヵ月ほどで公務に復帰した。7月には秋篠宮ご夫妻そろっての地方公務が愛
知、山梨であったが、紀子さまだけはいずれの日も夜は宮邸に戻り、悠仁さまの世話を
して、明朝、公務にとんぼ返りした。
すでに痛みが発症していた11月末。秋篠宮さまの誕生日会見で、紀子さまはこんな心
境を吐露していた。
「仕事も家庭も務めも一つ一つ丁寧にしようと思うと時間が足りなく、不安になることもあ
り、何か心の余裕がなくなっていることも度々ございました」
痛みを隠しながら、紀子さまは公務を務めていたのだろう。一刻も早く、また紀子さまス
マイルを見せてほしい。