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■神戸滝川高校いじめ自殺・恐喝事件まとめ１■
●概要
平成19年7月3日1時50分頃、兵庫県神戸市須磨区の私立滝川高校にて、
同校の3学年の男子生徒が「トイレに行く」と言って教室を出て渡り廊下へ行き、
遺書をズボンのポケットに入れ、飛び降り自殺 。
10分後、 校舎脇のコンクリートの地面にて、教諭が、頭から血を流して倒れている被害者を発見した。
●事件の経緯
平成17年4月 ・この頃から数人にいじめを受ける。
平成18年 ・被害者と加害者3人が所属するフットサル同好会の情報交換サイトが夏休み前に開設される。
・同級生から偽ブランドのブレスレットを売りつけられ、正規の商品とほぼ同じ値段を請求される。
・冬に罰ゲームで髪型をソフトモヒカンにさせられる。
平成19年4月 ・フットサル仲間のサイトが閉鎖される。
このサイトは当初、被害者を含む5名のフットサル仲間のサイトとして開設されたものであり、
「5人の仲良しＨＰ」と題されたものであったが受験のため同好会を解散。サイトも閉鎖した。
（尚、このサイト閉鎖の背景には同級生らによる冷やかし等があったとの報道もあった。）
・被害者を貶める目的のサイトが開設される。
「○○(被害者の実名)の部屋」と題して被害者自身が作ったように偽装されていたが、
フットサル仲間だった少年が提案しコンピューターに詳しいもう１人の生徒が運営していた。
そのサイトは被害者を誹謗中傷するものであり被害者の下半身露出等のわいせつ画像のほか、
被害者の氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど個人情報も記されていた。
サイト管理会社に対し被害者本人が申請したことにより開設からおよそ3週間後に閉鎖された。
※検証された事実に基づき加筆・修正をお願いします。
（つづく）