07/08/29 14:24:11 Gevi+LeQ0
さくらさんの乳児検診で心雑音が発見され、何らかの先天性心疾患であろうと告げられたとき、
エリートのNHKにおつとめのご夫婦は、エリートらしく、つてをたよって、広く一般的な鑑別診断
のできる地域病院の小児科医ではなく、心臓移植の専門医にコンサルトの適応があったかどうかを
顧みずに、さくらさんをつれていったのでしょう。第一級のその専門医は、当然先天性心疾患
といってももっとコモンは動脈管開存症などのスクリーニングは、地域病院の小児循環器医により
されているだろうとの前提で、遥かにまれな心臓移植を必要とする拡張型心筋症の可能性について
ご説明をされたのでしょう。あるいはもっと普遍的な心疾患のお話もされたかもしれません。
エリートの上田ご夫妻は、あまり気にもとめてなかった娘についてそのような話をされたので、
心臓移植が必要な疾患と思い込み、それを前提で、造影検査などを行ったのでしょう。権威からの
ご意見があったと説明されれば、検査医も多少所見が非典型的でも、権威がいうのだから
そのような可能性もあるのだなと結果を判断したのでしょう。実は権威のある医師はさくらさんを
ちょっとしんさつして場合によっては心臓移植を必要とする疾患もありえなくはないですよと
説明したぐらいなのかもしれません。
さて、検査もおわり、心臓移植だ、と盛り上がってたところに、さすがNHKのエリートご夫妻、
募金のプロモーションだの、コンサルだの、広告屋だの、自称NPOだの、いろいろとやってきた
と思われます。自らがビジネスの主人公になったことのない、サラリーマン(エリートですが)
は、それらの有象無象に見事にのせられてしまったのでしょう。多額のコンサル料が
「さくらプロジェクト」に上田夫妻から支払われたかもしれません。
それから先は皆の前に明らかになったとおりです。
お医者様にはきちっと手順をふんでかかりましょうね。そのほうがたいてい
正しい結論にたっするのです。自称エリートたちは自分のつてで低民度の庶民をみている
医療機関をすっとばしますが、それがよかったのかはまた別問題の気がしますよ。