07/08/15 14:49:25 6G+VxOLb0
>>98
これは、広島市周辺(安芸地方)の浄土真宗の門徒の古くからの慣わしなんですよ。
盆灯篭(ぼんどうろう)と言って、隣の山口の浄土真宗の門徒の人も「こんなの見たことない」
って言っているほど、広島の一部で独特です。
昔は中央部分にろうそくを立てる台があったのですが、今では火事の原因になるからとのこ
とで、火をつけるところはほとんどなくなりました。
ただ、「盆灯篭」という名前で残っているに過ぎません。
最近は、後始末に困るのと、雨が降った後の色水の汚れ具合が気持ち悪いとの墓参りの方
々に色々言われているために、盆灯篭をやめているお寺さんが徐々に増えています。
その代わりに、南無阿弥陀仏と印字された短冊状の板に変わっています。
これも、もしかしたら広島独特かもしれないですね・・・。