07/08/09 01:40:09 avO520250
高校時代、同じクラスだったM代は、顔・スタイル共に良くて、成績も悪くは無かった。
学区外(郊外)から通っていて、ふとした話すキッカケから、まぁまぁ喋る仲になった。
時々は、下校途中に一緒にパフェ食べて喋ったり、週刊誌も貸し借りしたりなんかして
普通に友達付き合いしていた。
だけど、進路の話とかで神経質になり始める頃、他の同級生から、M代が私の事を
良くは言ってないよ・・・よく一緒に話しているのにおかしいよね・・・と、教えてくれた。
聞いた時には正直、半信半疑だったが、複数の同級生の証言や男子からも知ってると聞いて
私だけが知らなかった事なのか、と、呆れてしまった。
それから、ゆっくりと距離を置くようにして、シラッと卒業まで持ち込んだ。
M代とは同じクラスだったから、急に仲が悪くなって、雰囲気のマズさがクラスに広がって
卒業前に、クラスの雰囲気が悪くなるのを懸念しての、苦肉の策だった。
それから20年後、偶然再会出来た同級生と昔話を楽しんでみたくて、飲みに行った。
話の流れからM代の事も話題になり、私が知らなかった事が次々に分かった。
M代は、小さい頃から劇団に所属していた事。見た目が可愛いのにパッとした
役が貰えなかったのは、変な所で自意識過剰な発言をしたりしていたから、
和が保てないと思われて、使い物にはならなかったとか。
私の悪口は、一緒に下校しているのを見るようになってから程なくして言っていた事。
それを聞いて、ほとんどの同級生がM代の2面性を知って、親しくはならなかった事。
卒業後は、職を転々として、自営業もやったが辞めてしまっていた事。
去年めでたく結婚したそうだが、相手がひと回り以上年上だからと、結婚自体を
なかなか話したがらないと言う事。
それでも秋にある同窓会には、参加の意向を伝えてきているらしい。
これだけ聞いても、根性のひねくれは直っていないようで、因果応報を感じた。